地質分析試験でフッ素の基準値超過を確認 消防署大野出張所新築工事遅れる
平成22年11月18日
平塚市
担当 建築住宅課営繕担当 久保谷
電話 0463-21-8770
地質分析試験でフッ素の基準値超過を確認
消防署大野出張所新築工事遅れる
消防署大野出張所・消防訓練施設(平塚市東豊田448―3)の建物本体工事に着手するため、建設発生土の処分に必要な地質分析試験を実施したところ、計量対象物質である「フッ素」について、土壌汚染に係る基準値を超えた値が検出されたため、汚染土壌の対策措置が必要になりました。また、本工事の事業地は本年4月1日から改正・施行された土壌汚染対策法により、土地の形質変更(盛土又は切土)を行う際に、届出が必要となることから、法令に基づく一連の手続きが完了した後でなければ掘削等ができないため、本工事の現場着手が遅れる見込みです。
これまでの主な経緯
9月22日 工事請負契約の議決、工事期間の開始
10月5日 地質分析試験着手
10月14日 請負業者から地質分析結果速報を受領
10月27日 請負業者から地質分析結果報告書を受領
11月17日 土壌汚染対策法の届出
試験分析結果・概要
フッ素の測定値 1リットルあたり0.89ミリグラム
基準値 1リットルあたり0.8ミリグラム以下
今後の予定
調査命令の発出
法に基づく土壌調査の実施及び報告
土壌の汚染状態が指定基準を超えた場合
法に基づく区域の指定・公示
汚染の除去等の対策の実施
区域の指定解除
本工事着手