市と平塚地区新聞販売店組合 地域の見守り活動に関する協定を締結

平成22年11月29日

平塚市
担当 高齢福祉課介護予防担当 鎌田
電話 0463-21-8778
 

市と平塚地区新聞販売店組合
地域の見守り活動に関する協定を締結

 
 高齢化の進行や地域社会の関係が希薄化していることで、市民の日常生活上の問題が深刻化しても周囲に気付かれないまま、孤独死に至ることがあります。また、高齢者や児童生徒が犯罪に巻き込まれる事件も後を絶ちません。
 そこで、「平塚地区新聞販売組合」の協力を得て、高齢者や障がいのある方など地域で孤立しがちな方々や、子ども達を地域でさりげなく見守り、何らかの異変の「気づき」を市へ通報する地域の見守りを進めるため、協定を締結します。
 これにより、市民が住み慣れた地域で安全に、安心していきいきと暮らし続けることのできるまちづくりを推進します。
 平塚市内の各新聞専売所の従業員の方が、日常業務において、購読者や、配達時・集金時のルート上の高齢者、障がいのある方、児童・生徒その他の市民をプライバシーに配慮しながら「さりげなく」見守りします。
 

協定締結式

日時 平成22年12月1日(水)午後1:30~2:00
 
場所 平塚市役所 3階 第一応接室
 
出席者 平塚地区新聞販売組合 後藤知行組合長ほか
           平塚市 大藏律子市長ほか
     
協定の内容 
   次のような「気づき」のポイントを参考に、何らかの異変を察知した場合は、市高齢福祉課への情報提供を行います。
   ただし、事件発生時は警察、火災や生命の危機発生時は消防等へ連絡します。
 

  「気づきの」のポイントの具体例

  1. 新聞がたまっている。
  2. お金の勘定ができない。
  3. つじつまの合わない会話をする。
  4. 着衣や部屋の汚れ、悪臭がする。
  5. いつもと違い、身体の具合が悪そうに見える。
  6. 怒鳴り声、泣き声、悲鳴とともにぶつけるような物音が聞こえる。
 

平塚地区新聞販売組合

 市内21店の新聞販売店で構成され、自主的に新聞折り込みで「じもとの事件簿」のチラシを配布するなど防犯にも取り組んでいます。