博物館の臨時休館とプラネタリウム室改修事業の遅延 ~石綿除去作業実施のため~
平成23年1月20日
平塚市
担当 博物館学芸担当 澤村
電話 0463-33-5111
博物館の臨時休館とプラネタリウム室改修事業の遅延
石綿除去作業実施のため
平塚市博物館では、プラネタリウム室の改修を昨年11月から進めてきましたが、ドーム型スクリーン天井の裏に石綿(アスベスト)が使用されていることがわかり、急きょ除去作業を行います。除去作業中は、安全を期するため博物館を臨時休館いたします。
なお、石綿吹付け箇所発見後、プラネタリウム室の空気中の浮遊量調査を行った結果、浮遊石綿は検出されませんでしたが、現在、プラネタリウム室は閉鎖し、3階天文展示室への出入りも差し止めています。1、2階展示室を利用いただいている方への被害の心配はありません。
また、中断中のプラネタリウム室改修事業は石綿除去完了を待って再開するため、新投影機による投影開始は当初の予定より約2か月遅れ、5月中旬以降になる見込みです。
これまでの経緯
石綿吹付け部分は、ドームスクリーン、吸音・断熱材に遮断されていたため、見つかりませんでした。
12月7日 プラネタリウム室ドーム天井の裏に石綿吹付け箇所発見
16日 3階プラネタリウム室他3室の飛散量調査結果を受領
16日 3階プラネタリウム室他3室の飛散量調査結果を受領
(いずれも不検出または環境基準値を大きく下回る結果)
アーチ鉄骨部の含有量分析結果報告書を受領
1月14日 除去業者決定
アーチ鉄骨部吹付け材の含有量分析結果
クロシドライト(青石綿) 含有率22.56%
(規制対象範囲は、すべての石綿で0.1%以上)
博物館休館期間
平成23年2月7日(月)~28日(月)
特殊な建築(ドーム)のため工期が通常より長めとなっています。
休館期間は、廃棄物搬出完了とその後の安全確認までを見込んでいます。
プラネタリウム室改修事業の今後の見通し
2月7日~28日 石綿除去作業(博物館休館)
3月中旬 スクリーン改修作業再開
4月下旬 新プラネタリウム設置、調整
5月中旬 新プラネタリウム投影開始予定
除去作業の経費
石綿除去関係 7675500円
スクリーン用下地鉄骨等の新設 3242820円
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