3月定例市長記者会見 県内初・スマートフォンで読める 広報ひらつか電子書籍版の配信を開始します

平成23年3月30日

平塚市側の説明

大藏市長:
 それでは、県内初 スマートフォンで読める広報ひらつか電子書籍版の配信を開始することについてご説明申し上げます。
 多機能型携帯電話、スマートフォンともいいますが、これらの急速な普及や電子書籍がブームとなってきた現代に合わせまして、本市の広報紙「広報ひらつか」を電子書籍版にしてどこでもいつでも読めることとなるため、一人でも多くの市民に情報をお伝えできる環境を整えましたので、ご説明をさせていただきます。
 記者の皆さまには、こちらのスクリーンに映し出しまして、ご説明させていただきます。後ほど、記者の皆さまにも実際に手にとって操作していただきたいと考えております。
 では、説明に入らせていただきます。従来の紙媒体の広報ひらつかが、スマートフォンで本日から見られるようになりました。目の前にありますiPadを例にご説明申し上げます。ご覧いただく方法といたしまして、まず、ご利用のスマートフォン、多機能携帯電話に電子書籍を読むためのアプリと呼ばれるソフトをインストールいたします。一番最初の画面にあるアップルストアを選択し、アイブックスを本体にダウンロードいたします。次に、市のホームページの中にあります広報ひらつかの電子書籍版のページからデータをダウンロードします。画面のような本箱に表示されます。これで読むための準備が完了した訳です。本箱に表示されてます広報ひらつかをタッチすると画面いっぱいに大きく表示されます。目次から項目ごとに本文を見やすく表示されます。指で横にページをめくるようにしてページをめくっていきます。
 次に、本市の電子書籍版の特徴を3つ挙げさせていただきます。
 1つ目は、それぞれの項目に問い合わせ先の課名が表示されておりますので、タッチいたしますと担当課のホームページが表示され、施設の申し込みが出来たり、地図でその場所が見られるようになります。2つ目、これは、各項目の問い合わせの電話番号をタッチいたしますと直接担当課に電話をかけることができます。従いまして、詳細についての問い合わせや電話での申し込みができるようになります。特徴の3つ目でございます。これは記事に関する動画も見ることができるということです。広報紙の各号に1つから2つの動画をユーチューブにリンクしておりますので、20秒程度の動画を見ることができます。写真とは違いまして雰囲気や臨場感などもお伝えできるものと考えています。この3つが本市の電子書籍版の特徴でございます。こういう特徴を持つ電子書籍版の広報紙は県内で初めてでございます。
 さらに、毎号の発行日の朝6時に配信できるようにいたしますので、一番初めにといいますか、通勤や通学の時に電車などでも読んでいただくことができるようになります。多くの市民の方、そして、市外の方々にも本市の広報紙を電子書籍版で読んでいただくことになりますので、本市の情報をお伝えするとともに、平塚市に魅力を感じていただいて、観光面でもアピールしてまいりたいと考えているところです。

 

質疑内容の要旨


Q記者:市役所のホームページとは違うのか?
A市長:市役所のホームページで見られるものは広報紙と同じものを出しているだけです。  

Q記者:リンクできるということか?

A広報・情報政策課長:はい、細かいところも見えるということですし、スマートフォンであればそこから電話で問い合わせもできます。


Q記者:県外でやっているところはあるか?
A広報・情報政策課長:沖縄であるようです。 


Q記者:どこかを参考としてやったわけではないか?

A広報・情報政策課長:ないです。スマートフォンの普及が昨年12月頃から携帯電話販売の50パーセントを超えているような状況の中で、私どももきちんと情報提供をしていこうということでやらせていただきました。


Q記者:過去の分も見えるのか?

A広報・情報政策課長:はい、今年の1月からの分は見ることができます。


Q記者:紙媒体の広報紙を補うものか?

A市長:そう思っています。広報紙は全戸に配布するようにしていますが、朝早く家を出ていく方は、家族の方が広報紙を見たらそのままになってしまうというのも多いかと思いますが、電子書籍版で通勤途上でも読めるようになり、読者は市民くまなくアクセスできるようにという1手段だと考えています。

Q記者:費用は?
A広報・情報政策課長:はい、動画を組み入れるのを含めて、25000円ほどかかっています。

 

その他の質問


知事選関連


Q記者:知事選の件で、首長有志が露木氏を推しているが、市長はどうなさるのか?

A市長:名前を出したりはしないことにしています。


Q記者:陰で応援されるのか?

A市長:もし平塚で選挙カーが回ってきて、必要であったらご本人のご紹介などはやりますと先方には答えております。


Q記者:心情的には露木さんなのか?

A市長:自治体のことをよくわかっている方だと思っております。


防災関連

Q記者:津波がひどく平塚の地形から人ごとではないと思うが、震災以降、防災計画の見直しや検証はされたか?

A市長:今は、やっていません。今は、防災関係の職員は支援対応などの関係で忙殺されていますので、今後の対応になっていくと思います。


Q記者:これまでの想定は、津波の影響がなく、被害は小さいという想定だったと思うが?

A市長:今回津波ほど怖いものはないなと感じました。そして津波は10メートルどころではなく、データが出てくるとすごい高さの波だったと言われていますし、わたしたちの町では東海地震や神奈川県西部地震に対応する震度6がきた場合にどうするかという想定で今までいろいろと計画を作ってきておりますが、今回のことを教訓にして津波のことも補強していくことがでてくると思います。


Q記者:川をさかのぼった津波被害が報告され、相模川や金目川の防災整備が必要だと思うが?

A市長:まさにそうだと思っております。この町は1級河川の相模川と2級河川の金目川にはさまれた町ですから、2つの川をさかのぼっていきながら街中へ入ってくる、海から直接に来るという3つの流れを想定しなければといけないと思います。これまでの計画のなかでその想定がどうだったかつまびらかに読んでいるわけでございませんが、足りないと思います。今後そういうところを検証しながら、見直しが迫られると思っております。


Q記者:避難所の見直しも必要か?

A市長:津波を想定しますと、高いところでないといけないということになりますから、今後の計画の中に組み込まれていく必要があると思います。それは次のリーダーに引き継ぎしたいと思います。 


Q記者:この地震があり、庁舎の建て替えは改めて必要だと思うか?

A市長:役場がなくなってしまったり、市庁舎がダメージを受けて、災害対策本部機能がまったく果たせない所もでています。町長自ら命を落とされているところもでてきている状況ですから、災害対策や、その後の復旧ということを考えると、庁舎は重要な拠点になるべきだと思います。


Q記者:いろいろなイベントが延期や中止になっているが、七夕まつりの開催はいかがか?

A市長:私や副市長の頭の中にはそれは考え直す必要があると思っております。

A鍵和田副市長:ご指摘のとおりです。市内外に多くの関係者、団体があります。七夕の要項では、会長あるいは実行委員会で基本的なことは決めるということになっております。実行委員会に諮って、近々決めるということになろうかと思います。会議の日程はまだ決まっておりませんが、開催をするしないも含めて、検討し決めることになろうかと思います。花火大会も県内で相当やめています。そういった状況も見なければいけませんし、被災地の状況もあります。賛否両論がでてくると思いますが、それを調整し、市として決定することになろうかと思います。

Q記者:いつぐらいまでに決められるのか?

A副市長:いろいろな関係が動いていますので、4月の上旬くらいまでに、決めなければいけないと思います。


Q記者:電力がネックですか?

A副市長:それもあります。計画停電が夏ごろには厳しくなるといわれています。警察の方の警備も震災で警察官が派遣されていますので、普段以上に警備が厳しいということもあり、自主警備を求められてくることもあります。

 


定例市長記者会見における質疑内容を広報・情報政策課広報担当でとりまとめて掲載しています。

 

記者発表資料

平塚市
担当 広報・情報政策課 広報担当 山田
電話 0463-21-8761

県内初・スマートフォンで読める
広報ひらつか電子書籍版の配信を開始します

 
 スマートフォン(多機能型携帯電話)が急速に普及してきました。これに合わせて、スマートフォンで読める電子書籍が話題となっています。今後、スマートフォンの利用者に対応するため、従来、紙媒体で提供してきた広報ひらつかの電子書籍版の配信を開始します。自治体広報紙の電子書籍版の配信は県内自治体で初めての試みです。今後、通勤・通学の途中にスマートフォンで読んでいただける若い世代の広報紙の読者が増えることを期待します。 

配信開始日  平成23年3月30日(水)

配信方法  本市ホームページの広報ひらつか電子書籍版配信ページで、広報ひらつかの発行日の午前6時から無料でダウンロードできるようにします。

期待される効果
 通勤・通学者に広報紙を読む機会の提供
 通勤・通学の途中にスマートフォンで広報ひらつかの内容を確認できます。スマートフォンの利用者として多い若い世代やビジネスマンにも行政情報が伝わることを期待します。

詳細情報へのリンク
 スマートフォンの画面をタッチして、関連するウェブの情報のリンク先に飛ぶことができます。これによって、内容や地図など関連する詳細な情報を確認することができます。

問い合わせ先・申し込み先へ直接連絡ができます。
 文章中の電話番号をタッチすると電話をかけることができます。また、メールアドレスをタッチするとメールソフトが起動し、メールを送信することができます。

関連する動画を楽しめます
 関連する内容の映像を1号あたり2つまで提供します。これにより、より深い内容を知ることができます。