8月定例市長記者会見 「平塚競技場」のネーミングライツスポンサーを募集

平成23年8月18日

平塚市側の説明

落合克宏市長:
 続いて2点目に、平塚競技場のネーミングライツのスポンサーを募集いたします。
 今回、平塚競技場のネーミングライツ、命名権を導入をしていきたいと考えております。
 平塚競技場は、湘南ベルマーレのホームスタジアムであります。それからまた、大きな陸上競技会の会場としても使用されておりまして、施設名称の露出度が高いために、導入効果が期待できるというふうに考えております。
 ネーミングライツによる愛称の使用については、平成24年度のJリーグの開幕に合わせまして、24年3月から3年間としたいと思っています。
 募集の詳細については、8月19日から本市ホームページに募集要項等を掲載させていただき、本庁舎総合受付等で、募集要項を配布させていただきます。
 以下、細かい点につきましては(資料を)ご確認いただきたいと思いますが、対象施設は平塚競技場、募集の金額ですけれども、年間2000万円以上ということで、設定をさせていただきます。
 このネーミングライツの導入につきましては、当初、実は本年4月の募集開始に向けまして、準備を進めておったところでございますが、東日本大震災の発生によって、募集を延期したという経緯があります。対象施設でございます平塚競技場が、湘南ベルマーレのホームスタジアムでありますことから、2012年のシーズンの開幕に合わせることを考慮いたしまして、このタイミングでの募集のスタートとなりました。
 東日本大震災の影響等もありまして、景気動向も懸念されます。市内外の企業から、ぜひ応募をいただけますよう、案内を差し上げ、私を含めて、機会を捉えて、企業に働きかけをして参りたいというふうに思っています。
 

質疑内容の要旨


Q記者:売り上げはどこに入るのか?
A市長:一般財源です。

Q記者:ベルマーレにはまったく入らないのか?

A市長:はい。市の一般財源ということで、ベルマーレの方には入るということはありません。


Q記者:コンペなど審査方法は決まっているか?
A企画部長:審査委員会を設定する予定で、外部の委員さんを3名くらい、それから内部委員数名ということで、審査委員会を設定しまして、金額だけでなく、いわゆる提案的な部分も含めまして決定していきます。


Q記者:2000万円以上とした根拠は?
A企画部長:J2リーグで、すでにネーミングライツを導入しているスタジアムの平均値をとらせていただきました。平均すると2200万円くらいになりますが、 端数を切りまして2000万円という数字にしました。

Q記者:3年間で?

A企画部長:年額2000万円以上です。


Q記者:例えば、どんなところがありますか?
A企画部長:8つぐらいあるんですが、ガイナーレ鳥取のとりぎんバードスタジアムなどです。資料を後でお渡しします。


Q記者:県内のネーミングライツの資料はありますか?
A企画部長:スタジアムは、県内は、横浜の日産スタジアムと三ツ沢だけだと思います。スタジアムについてはそういうところです。三ツ沢は契約年額が8000万円で、5年間、愛称はニッパツ三ツ沢球技場。ちなみに日産スタジアムは年額1億5000万円で3年契約になっています。

Q記者:案内を出しているというのは何社くらいか?

A企画部長:これから出す予定でございますが、市内で資本金の多い会社、あるいは市外でも大手というところに、ダイレクトメールを送りたいと思っております。数的には最終的に、これから決定をしたいと思いますが、両方で15~20社になるのではないかと思っています。


Q記者:市内、市外というが、それはだいたい県内か?
A企画部長:市内は市内に本社がある、市外というのは、本社が市外で事業所が平塚市内にある、大手といわれる資本金ができれば1億円以上のところと考えていますので、代表的には関西ペイントさんとか横浜ゴムさんとかそういうレベルの会社とご認識いただけばと思います。


※定例市長記者会見における質疑内容を広報・情報政策課広報担当でとりまとめて掲載しています。
 

 

記者発表資料

平塚市
担当 行財政改革推進課 行財政改革推進担当 岸、奥脇
電話 0463-21-9604 

「平塚競技場」のネーミングライツスポンサーを募集


 平塚市では、平塚競技場のネーミングライツ(命名権)を導入します。
 平塚競技場は、湘南ベルマーレのホームスタジアムであり、日本学生陸上個人選手権大会や秩父宮賜杯実業団・学生対抗陸上競技大会等、大きな陸上競技会の会場としても使用されており、マスコミにおける施設名称の露出度が高いため導入効果が期待できます。
 ネーミングライツによる愛称の使用は、平成24年度のJリーグの開幕に合わせ、平成24年3月からの3年間とします。
 募集の詳細は、8月19日(金)から本市ホームページに募集要項等を掲載するとともに、本庁舎総合受付等で募集要項を配布します。


対象施設    平塚競技場(平塚市総合公園内・平塚市大原1-1)

募集金額    年間2000万円以上(消費税及び地方消費税を含む)

愛称使用期間  平成24年3月1日~平成27年2月28日(3年間)

応募者要件   スポンサーになることを希望する法人

募集期間    平成23年8月22日(月)~9月30日(金)

申込方法    所定の申込書にその他提出書類を添えて、郵送又は直接持参

申込先     平塚市 企画部 行財政改革推進課(平塚市役所 本庁舎3F)  
         〒254-8686 平塚市浅間町9番1号

その他     神奈川県内におけるネーミングライツの導入は、県、横浜市、相模原市、藤沢市、厚木市で実施しています。
 

平塚競技場

開設日   昭和62年3月  敷地面積 31522平方メートル
グラウンド 全天候型1周400m、8コース
インフィールド(芝生) 71m×107m
収容人員 18500人(メインスタンド、バックスタンド、サイドスタンド)
付帯設備  大型映像装置(800インチ)1基、電光式スコアボード1基ほか

主な大会 

 サッカーJリーグ 2010(J1)17試合 観客数 188614人
          2009(J2)26試合 観客数 189088人
陸上 日本学生陸上個人選手権大会 年1回3日間   参加者約1500人
   全日本中学通信陸上神奈川県大会 年1回4日間 参加者約6000人

平成22年度利用者数  約309000人(観客数含む)