10月定例市長記者会見 キャラクター「ベジ太」で平塚産農産物をPR

平成23年10月27日

平塚市側の説明

落合克宏市長:
  平塚産農産物ブランド「ひらベジ」をPRするブランドキャラクターとして、「ベジ太」が誕生いたしました。
 この「ベジ太」は11月6日の平塚市総合公園野外ステージで行います「美味花市(うまかいち)」でデビューいたします。当日は「ベジ太」の値札やシールを地場産品に貼って、市民の皆さんにPRをさせていただきます。
 この「ベジ太」というのは、平塚市と東海大学の交流事業の一環として、東海大学教養学部の人間環境学科社会環境課程と芸術学科デザイン科の課程の学生さんにより作成をされました。これは平塚産農産物であるということが一目で分かるようなPOP、販売促進のための広報媒体でありますが、これを作成して、市民に対する地場産農産物の優先購買につなげて、平塚産農産物の認知度と売り上げの増加を目指そうというプロジェクトをもとに始めるものでございます。
 それでは、(資料の)3つ下のベジ太の特徴についてお話を申し上げます。
 これ(ベジ太の説明用ボード)をちょっと見ていただきますと、ベジ太ですけれども平塚の地図をイメージしています。その学生さんが平塚の地図を見て、なんか犬に似てるなというその辺からの発想だそうです。だいたいこっちが海岸で、市役所はこの辺でしょうか。東海道線がこういう風に通ってます。こっちが西の方、土屋・吉沢、それから金目・岡崎・城島、上の方が厚木との境、神田地区になります。真ん中が中原などです。
 ですから、犬が平塚で採れる農産物を背負っているような、そういう形になります。トマト・キュウリ・イチゴ・コマツナですね、平塚市の特産物として有名ですけれども、この辺を背負っているというキャラクターでございます。
 「ひらベジ」というのは、平塚産農産物ブランドということで「ひらベジ」、平塚産ベジタブルの略でございます。平塚産農産物に愛着を持ってほしいということで付けさせていただきました。
 (資料の)ページをちょっとめくっていただきまして、今後の展開でございますけれども、これからはベジ太を使って平塚産農産物のPRを行っていきたいと思います。具体的には、POPとして使用していきます。JA湘南各支所の直売所ですとか市内スーパーで、ベジ太のフラッグ、この旗ですね。それから看板などを設置しまして、市民の方々にベジ太に対して親しみを持ってもらって、平塚産農産物の優先購買につなげていきたいと思っています。
 また、POPとしてこのベジ太を使うだけではなくて、食農教育の一環として絵本とか体操もこれから作成をしていこうと考えています。野菜を背負った犬という愛らしいキャラクターをきっかけに、平塚の農業や生産者に関心を持ってもらうとありがたいということで、進めてまいりたいと思います。
 また街でこのベジ太を見かけていただきましたら、手にとっていただけたらありがたいなと思います。
 (資料の)一番下のところでございますが、11月6日・日曜日に、平塚市総合公園の野外ステージで、平塚・大磯に住む若手農業者による農産物の即売会があります。美味花市と言いますけれども、これが開催されます。そこでベジ太の値札、シールを地場産品に貼って、市民の皆さんにPRをします。イベント当日は、湘南ベルマーレとFC東京戦が平塚競技場で行われますので、ベルマーレと美味花市のコラボ企画ということで、牛の搾乳体験やバター作り体験も開催をいたしますので、ぜひ皆さんにおいでをいただきたいと思います。私の方からの説明は以上です。

(説明後、写真撮影)
 

質疑内容の要旨


Q記者:着ぐるみを作られる予定はあるか?
A市長:せっかくゆるキャラみたいのを作りましたので、どうだろうかという、これから検討していきたいなと思って、今担当と相談しています。

Q記者:平塚産農産物というものを、どういう認証を得て付けるのか?
A市長:地場産というのが、地元で採れる野菜というのが基本なんですけれども、今までは例えば直売所なんかで今トレーサビリティも含めてですね、どういう農薬を使って、どこで誰が作ったというのを表示がされていますけれども、ただ見ただけでその名前で平塚産というイメージが直接伝わってきませんので、こういうものを貼って、これはもう平塚の中でしっかりと作って、安心・安全に作った新鮮な野菜だよというアピールをするための手法として今回やることにしました。


Q記者:それをだれが認証をするのか?
A農水産課長:平塚の農家には、こういうシール(試作品を示して)を渡して、農家さんが自分で袋詰めをするときに、こう貼って出すという形です。


Q記者:農家が自分で、直売で?
A農水産課長:直売(だけでなく)、スーパーなんかも(販売場所として)狙ってますので、そういったところにも置く平塚産の野菜には付ける、農家さんが自分が付ける形です。

Q記者:ベジ太の値札とはどういうことなのか?ベジ太の下に値段を書くのか?
A農水産課長:今例えばイメージしてますのが、(シールの試作品を示し)こういう風なシールに、一つの案としてはここに値段が入るようなものです。どういうものがこれからよろしいかを直売所で売って、見やすさとかお客さんの反応も聞いて工夫をしていきたいと考えています。今回の美味花市ではこの試作品でやっていきたいなと思います。


Q記者:トマトとかキュウリとかイチゴ、コマツナ、この中で、県内で生産量がトップであるとか、作付けがトップであるとか、何かはっきりしたものがあれば?
A農水産課長:キュウリがトップです。


Q記者:県内でトップ?生産量?
A農水産課長:生産量です。
A市長:お米も県内で一番生産量が高いです。


Q記者:この背負っているのは5種類だね?
A農水産課長:そうですね。はい。


Q記者:市長が(写真撮影用に)持った籠には、もっといっぱいあるが?
A市長:例えば、さっきも言ったんですけど、サツマなんていうのはクリマサリって言って、昔からお菓子に使ったりするといいものです。あとこれはヤーコンです。

Q記者:ベジ太が付くのは、野菜とか果物だけ?お肉とかお米とかは?
A市長:今のところは、農産物に。


Q記者:米も付ける?
A市長:米もできたら付けてですね。農協ともこの企画はタイアップしてますので、一緒に足並みをそろえてですね。


Q記者:市外に行くものはどうなのか?
A農水産課長:市場出荷というのもありますので、当然これを付けながら余裕があるとか、効果を見ながら市場に出す部分もできるだけ付けてもらいたいなという私どもの思いもあります。そういった中で、手間もかかる話ですので、これから農家の方といろいろ話しながら、 広げていきたいなと思っています。


Q記者:狙いはあくまでも市内の人ということなのか?
A農水産課長:地産地消ということで、市内の皆さんにまず承知いただいて、市内のスーパーでまず手に取っていただけるように考えています。


Q記者:平塚市の費用負担はどこまでか?
A農水産課長:現在大学交流事業の中でやらさせていただきまして、だいたいベジ太に係る部分ですと、20万円とかもう少し少ないかなというオーダーではあります。


Q記者:シールとかも一応平塚市が作成するのか?
A農水産課長:この(試作品の)シールは今は実験段階ですが、実用化していく段階では例えば農協さんに作っていただいて、それで農家の方に配っていただくとか、こういうようなものも含めて、地元産の販売促進用のものという形で使っていただくように考えております。


Q記者:一般のスーパーで実際に買い物するときにベジ太を貼られているのを見かけるのは11月6日以降か?
A農水産課長:まず美味花市でデビューしますけれども、スーパーさんにも今いろいろお話を聞いてるところが市内に何軒かあります。そういうところにもお話をして、逐次やっていきたいなと思ってます。ですから、まだいっぺんにシールができているわけではなく、まだ試作品で貼りながら様子を見る段階ですので、本格的にやるのはたぶん来年度からになろうかと思いますが、今回このシールの大きさとか、野菜の見栄えだとか、ものによっても違う可能性もありますし、まず検証から始めていきたいと思っています。

 

定例市長記者会見における質疑内容を広報・情報政策課広報担当でとりまとめて掲載しています。
 

 

記者発表資料

平塚市
担当 農水産課 農政・営農担当 小泉
電話 0463-35-8103
 

キャラクター「ベジ太」で平塚産農産物をPR


 

   平塚産農産物ブランド「ひらベジ」をPRするブランドキャラクターとして、「ベジ太」が誕生しました。この「ベジ太」は11月6日(日)平塚市総合公園野外ステージ前で開く「美味花市(うまかいち)」でデビューします。
   当日は「ベジ太」の値札やシールを地場産品に貼り、市民の皆さんにPRします。
   「ベジ太」は平塚市と東海大学の大学交流の一環として、東海大学教養学部の人間環境学科社会環境課程と芸術学科デザイン学課程の学生チームにより制作されました。
   これは平塚産農産物であるということが一目でわかるようなPOP(販売促進のための広告媒体)を作成し、市民に対する地場産農産物の優先購買に繋げ、平塚産農産物の認知度と売り上げの増加を目指そうというプロジェクトのもとに始めるものです。
 

平塚産農産物地産地消POPづくりプロジェクト

   地場産農産物に対する市民の需要は、昨今の食の安全・安心に対する危惧や、環境への配慮、より新鮮なものへの期待等さまざまな背景から増加傾向にあります。
 スーパーや青果店では地場産農産物を扱うコーナーを設けてはいるものの産地表示がなされるぐらいで、消費者へのアピールや購買意欲を高める上では不充分です。
 そこで、平塚産農産物だということが一目でわかるようなPOPを作成し、市民に対する地場産農産物の優先購買に繋げ、平塚産農産物の認知度と売り上げの増加を目指そうということで東海大学の学生チームと共同して、このプロジェクトが立ち上がりました。
 

22年度の取組

  • 市内主要スーパーで売場調査を行い、平塚産農産物の販売促進に繋がるPOP計画、デザインおよびサンプルを制作
  • 平塚産農産物PRキャラクター「ベジ太」誕生
  • 平塚産農産物ブランド「ひらベジ」ネームの完成
     

ベジ太の特徴

   ベジ太は、平塚市の地形をイメージした犬の姿をしていて、平塚市で採れる農産物トマト、きゅうり、いちご、こまつな、なすを背負っています。トマト、きゅうり、いちご、こまつなは平塚市の特産品としても有名です。
   "野菜を背負った犬のキャラクター"という愛らしいデザインなので、子どもたちが野菜や農業に対する関心を持つきっかけとします。
 

ひらベジ

   平塚産農産物ブランド「ひらベジ」とは、市民の皆さんにすぐに覚えてもらえるよう「平塚産ベジタブル」の略で、平塚産農産物に愛着を持って欲しいという願いが込められています。
 

ひらつかぞく推進委員会

   平塚市・東海大学・JA湘南・その他関係団体と産学公連携してひらつかぞく推進委員会を設立しました。
   市民の皆さんに平塚産農産物の魅力をPRするとともに認知度と売り上げを向上させるために「ベジ太」の周知を行っていきます。
   また、地元平塚の新鮮でみずみずしい「ひらベジ」を皆さんに食べていただき、農家も市民もみんなが健康になることを目指します。
 

今後の展開 

   今後は、ベジ太を活用して平塚産農産物のPRを行っていきます。
   具体的には、POPとして使用していきます。
   イベントで平塚産農産物にベジ太のシールを貼り、市民に対する周知・PRを広く行っていき、24年度に向けてシールの大きさや形なども検討していきます。
   JA湘南各支所直売所・市内スーパーでベジ太フラッグ、看板などを設置し、市民の方々にベジ太に対して親しみを持ってもらうのと同時に、平塚産農産物の優先購買に繋げていきたいと考えています。
   また、POPとしてベジ太を使用するだけでなく、食農教育の一環として絵本や体操も作成していく予定です。
   野菜を背負った犬のキャラクターという愛らしいキャラクターをきっかけに平塚の農業や生産者にも関心を持ってもらえればと思っております。
  街でベジ太を見かけたら、手にとってみてください。
 

美味花市 ベジ太のデビューイベント

   平塚市大磯町内の野菜・花き・酪農の青年農業者グループが連携し、地場産農産物を生産・共同即売することで、地元でどのような農業者がどのような農産物を生産しているのかを消費者に周知する。
   また、生産者と消費者との相互理解を深め、地産地消を浸透させることで、食の安心・安全、食育への関心を高め、市民に対する農業理解促進を図ります。

 ベジ太の値札を平塚産農産物に貼り、ベジ太がデザインされた商品POPを使用します。

   11月6日(日)には、平塚市総合公園野外ステージ前で平塚・大磯に住む若手農業者による地場産農産物即売会「美味花市(うまかいち)」が開催されます。そこでベジ太の値札やシールを地場産品に貼り、市民の皆さんにPRします。
   イベント当日は、湘南ベルマーレ対FC東京戦が平塚競技場で行われ、ベルマーレと美味花市のコラボ企画ということで、牛の搾乳体験やバター作り体験も開催しますので、是非お越しください。
 

 

 

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