(仮称)ひらつか男女共同参画プラン素案がまとまりました(中間報告)

平成18年4月26日

平塚市

担当 男女共同参画推進室 担当 横尾

電話 0463-23-1111内線2172

 

(仮称)ひらつか男女共同参画プラン素案
がまとまりました(中間報告)

 

計画の背景

 現行プラン「改訂女性プラン 湘南ひらつか男女共同参画プラン」(平成10年度から平成18年度まで)の改定時期となり、現行プランの進捗状況を総括し、改定の必要があります。

 また、男女共同参画社会基本法(平成11年)、男女共同参画基本計画(平成12年)、配偶者から暴力の防止及び被害者の保護に関する法律(DV防止法 平成13年)に沿った内容を盛り込む必要がありました。

 

計画の位置づけ

 男女共同参画社会基本法第14条第3項による「市町村男女共同参画計画」であり、国の男女共同参画計画の考え方に沿った計画、(仮称)次期平塚市総合計画の個別計画と位置づけています。

 

計画の理念 

 女性も男性も全ての個人が、互いにその人権を尊重し、喜びも責任も分かち合いつつ、性別に関わりなく、その個性と能力を十分に発揮できる男女共同参画社会を実現すること。

 
計画の体系
 平成17年6月に実施した市民意識調査結果を分析して平塚市における男女共同参画の課題を抽出し、体系化しました。

 

計画策定のスケジュール
 平成17年度末までに「素案」作成
 平成18年度は6月にパブリックコメント、男女共同参画登録団体からの意見募集、湘南ひらつか男女共同参画推進協議会や庁内男女共同参画推進会議に意見を求めながら、平成18年12月までに策定の予定です。

 

新プラン(素案)の特徴
 市民部男女共同参画推進室の施策や事業のみでなく、平塚市の全ての施策に男女共同参画の視点を入れていくプランです。市民意識調査結果から抽出された平塚市の課題に取り組むため、特に教育の分野、企業との連携に重点を置いています。
 また、このプランの進捗度を確認するため(仮称)平塚版男女共同参画施策概要を作成することを盛り込んでいます。

 

策定経過
 平成17年5月から4回にわたり湘南ひらつか男女共同参画推進協議会(委員16人:学識経験者2人、団体からの推薦8人、公募6人)に意見を求めたほか、平塚市男女共同参画登録団体から体系案に対する意見を募集するなど、市民との協働で策定しています。

(仮称)ひらつか男女共同参画プラン素案概要
 3章で構成

  1. 計画の基本的な考え方
  2. 施策の体系と内容
  3. 計画の推進

 各章の内容

 

1 計画の基本的な考え方

 

2 施策の体系と内容

基本方針1「男女共同参画社会に向けた意識改革」
 男女共同参画社会を実現するのに大きな障害となるのが、歴史的・社会的に形成されてきた性別による固定的な役割分担意識です。国の調査では「夫は仕事、妻は家庭」という従来からの性別による固定的な役割分担意識について、否定する人が肯定する人を上回っていますが、平塚市の市民意識調査では、肯定する人が否定する人を上回っており、男女共同参画社会に向けた意識改革が必要です。とりわけ、重要な取り組みとして、学校、家庭、地域での教育を位置づけております。

 施策1 性別による固定的な役割分担意識の改革

 施策2 若い世代の男女平等意識づくりと教育の推進

基本方針2 「あらゆる分野における男女共同参画の推進」
 男女が社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野の活動に参画でき、意思形成・決定過程に対等に参画できることが重要です。施策の対象や施策の受け手の半数は女性であることからも、女性の参画を拡大していくことが必要となります。国では2020年までに、指導的な地位に女性が占める割合を30%にするように推進しています。平塚市においても、政策・方針決定過程への女性の登用を促進するほか、男女がともに職業生活と地域・家庭生活の両立ができるような環境を整備していきます。また、企業に対しても、重要な取り組みとして、情報提供などを通じて働きかけていくことを方針としています。

 施策3 政策・方針決定の場への女性登用推進

 施策4 男女の職業生活と地域・家庭生活との両立支援

 施策5 男女共同参画社会の実現に向けた企業における取り組みの促進

 施策6 地域団体との協働

 

基本方針3「女性に対するあらゆる暴力の根絶と人権の尊重」
 DV防止法の制定など、女性に対する暴力の防止と人権尊重の取り組みが進んでいます。しかし、近年、DVやセクシュアルハラスメントだけでなく、ストーカー、未成年の女子が対象となる買春行為、メディアにおける性差別表現も問題となっています。こうした、女性への暴力の根絶と人権の尊重とともに、女性の人権と性の視点から妊娠、出産、避妊、更年期など、国連の宣言を踏まえて、女性の生涯を通じて健康を保障する環境づくりを進めることを方針としています。

 施策7 女性の人権が尊重される環境づくり

 施策8 女性に対するあらゆる暴力をなくす社会・環境づくり

 

基本方針4「男女共同参画社会の実現に向けた市の積極的な取り組み」
 女性の進出を進めるために、女性の採用・登用・教育訓練の目標や計画が必要である、とする意見が市民意識調査では多く見られました。平塚市役所が男女共同参画推進のモデルとなるよう率先行動を進めていくことを方針としています。

 施策9 男女共同参画社会の実現に向けた市役所における率先行動の推進

 施策10 国・県行動計画との連携

 施策11 男女共同参画推進協議会の設置

 

3 計画の推進
 推進体制の整備では、計画を全庁的に推進するとともに、庁内男女共同参画推進会議の活動を充実します。男女共同参画推進協議会や男女共同参画登録団体など、市民と地域と企業、そして平塚市とが連携体制を構築して、着実に計画を推進します。そのためには、市の率先行動の推進が必要となります。

 

資料編(今後さらに内容を充実させていきます)


意識調査結果の概要


策定経過

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