平塚市漁業協同組合が平塚沖にヒラメの稚魚を放流

平成18年5月19日

平塚市

担当 みなと水産課整備水産担当  山田

電話 0463-21-2066

 

 平塚市漁業協同組合が平塚沖にヒラメの稚魚を放流

 

実施主体  平塚市漁業協同組合

        (平塚市千石河岸28番13号 代表理事組合長 後藤 勇)

 

開催日時  平成18年 5月23日(火)午前10時~正午(天候により延期あり)

 

放流場所 平塚市高浜台湘南ひらつかビーチパーク沖

       約500メートル 水深10メートル。

 

事業内容
 財団法人神奈川県栽培漁業協会から購入したヒラメの稚魚10000尾を、漁業者や協会、市職員の立会いのもと平塚沖に放流します。

 

特記事項
 放流時には約10センチメートルのヒラメですが、1年後には約35センチメートル、2年後には約45センチメートルに成長します。ヒラメは主に海の中にカーテンのように網を張り近くにきた魚を引っ掛ける刺し網漁法によって捕獲されます。市場価格で1キログラムあたり3000~4000円と高値で取引されるため漁業者の期待が高い魚です。したがって35センチメートル以下のヒラメは網にかかっても自主的に再放流するなど資源管理も徹底して行っています。平成4年から継続的にヒラメの稚魚の放流をした結果。ヒラメの漁獲量は、平成4年以前は平均年200キログラム程度に満たなかったが、平成17年は1480キログラムと大幅に増加しています。また今年の1月に平塚市の男性が100センチメートル、9.5キログラムの大ヒラメを釣り話題となっているところです。本事業は例年6~7月に実施していましたが、今年はヒラメの稚魚の成長が早くこの時期に実施いたします。なお放流直後のヒラメは、岸からの投げ釣りでも簡単に釣れてしまうため、小さなヒラメが釣れたら海に戻してもらうようお願いいたします。