南米コロンビアの国立博物館と美術館の専門家2名が平塚市博物館と平塚市美術館で滞在研修します
平成18年7月12日
平塚市
担当 美術館 学芸担当 森岩
電話 0463-35-2111
南米コロンビアの国立博物館と美術館の専門家2名が
平塚市博物館と平塚市美術館で滞在研修します
研修主旨
国際協力機構(外務省外郭団体)の招きで、日本に4ヶ月留学している非西洋地域の博物館専門家10名の中から、コロンビアのヒメナ ムニョス ペリーさん(コロンビア伝統衣装博物館デザイン部門コーディネーター)およびリリアナ サンチェス ロハスさん(コロンビア国立博物館教育部指導員)が研修の一環として平塚市博物館と美術館に6日間滞在し、日本の地域博物館の教育活動について学びます。昨年はエリトリア、ベトナム、エジプトの専門家の滞在がありましたが、これで5回目の受け入れとなります。
2人は博物館、美術館の教育活動へ参加するほか、平塚市内の学校(江陽中学校、崇善小学校)を訪問、日本の学校システムについて学び、各学校で授業をおこない、子ども達や先生方とも交流します。彼らの滞在には博物館・美術館の協力者達が尽力し、通訳をはじめ多くのボランティアがこの滞在に関わっています。研修生が学ぶばかりでなく、各研修生によるレクチャーを一般向けに開催し、市民レベルでの国際交流を深めます。また、日本文化・生活についても、美術館の七夕にちなんだ子ども達向けのワークショップに参加し浴衣姿で茶の湯を体験します。
専門研修生
ヒメナ ムニョス ペリーさん
コロンビア伝統衣装博物館デザイン部門コーディネーター
リリアナ サンチェス ロハスさん
コロンビア国立博物館教育部指導員
研修期間 7月9日~14日の6日間
主な滞在中の訪問および授業参加先の公立学校
- 7月11日(火)9時30分~正午 平塚養護学校(肢体不自由児)が平塚市美術館でワークショップを受講するため訪れる際に交流。
- 7月12日(水)13時~14時 江陽中学校の授業見学。
- 7月14日(金)10時30分~13時 崇善小学校3年生、総合的な学習の時間の授業に参加。
専門研修員によるレクチャーが開催されます。事前申し込み(先着順)により一般の参加が可能です。
日時 7月13日(木)14時30分~17時(予定)
場所 平塚市美術館
- コロンビア伝統衣装博物館の教育プログラム
- コロンビア国立博物館の紹介
英語によるレクチャーとワークショップ。ボランティアの逐次通訳付き。
事前申し込みにより中学生以上の一般参加15名程度可能(先着順)。
※ファクシミリあるいはメールで平塚市美術館までお申し込み下さい。
0463-35-2741(ファクス) art-muse@city.hiratsuka.kanagawa.jp (電子メール)
ご不明な点および詳細は美術館までお問い合わせ下さい。