開館15周年記念 ブラティスラヴァ世界絵本展 世界の絵本がやってきた
平成18年7月25日
平塚市
担当 美術館学芸担当 土方
電話 0463-35-2111
開館15周年記念 ブラティスラヴァ世界絵本展
世界の絵本がやってきた
スロヴァキアの首都、ブラティスラヴァでおこなわれるブラティスラヴァ世界絵本原画展は、世界で最大規模の絵本原画展として知られています。同じく世界的な絵本原画展として知られるボローニャ国際絵本原画展が新人作家の登竜門であるのに対し、ブラティスラヴァ国際絵本原画展は各国のベテラン作家たちの作品が一同に展示され、その個性を競うものです。1967年に第一回展が開催されて以来、2年ごと(奇数年)に開かれ2005年展で20回を迎えました。第1回展開催当時は東西冷戦時代における社会主義国と欧米や日本など世界各国の絵本作家たちの交流の場として、また、現在ではアジア、アフリカ諸国も参加する世界規模の展覧会として、高く評価されております。
本展は、第一部としてブラティスラヴァ世界絵本原画展2005年展受賞作品36点を、第二部として日本人作家による出品作56点を展覧するとともに、約50カ国から出品された各国の様々な絵本を紹介し、多様性に富む絵本の世界を展望いたします。また今回は特別に、スロヴァキアの隣国、チェコの1920~30年代の絵本80余冊を紹介、あわせてチャペックやラダ、トゥルンカといったチェコ絵本の黄金時代を画した画家の原画約70点、およびアニメーションを紹介いたします。
近年チェコの絵本とアニメは日本でも静かなブームとなっていますが、この展覧会では日本におけるチェコ絵本および画家を体系的に紹介する初の展示です。
日時 平成18年8月12日~10月1日 44日間 午前9時30分~19時
休館日 毎週月曜日ただし9月18日(祝)は開館、19日(火)は閉館
場所 平塚市美術館 平塚市西八幡1-3-3
主催 平塚市美術館、読売新聞東京本社、美術館連絡協議会、社団法人日本国際児童図書評議会
後援 チェコ共和国大使館、スロヴァキア共和国大使館、日本チェコ協会、日本スロバキア協会、スロヴァキア国際児童芸術館
協賛 花王株式会社
協力 株式会社アットアームズ、株式会社レン コーポレーション
展示構成
- ブラティスラヴァ絵本展 受賞作家 15作家 36点
- ブラティスラヴァ絵本展出品の日本人作家 19作家 56点
- ブラティスラヴァ絵本展出品された47カ国の絵本
- チェコの戦前~戦後絵本および原画 73点 92冊(飛び出す絵本8冊を含む)
- その他 チェコの人形アニメ、東欧の古い玩具、等。
関連事業
親子向けギャラリートーク
8月13日(日)、19日(土)、27(日) 14時~15時
ボランティアによる絵本の読み聞かせ。
8月12日~9月16日の毎週土曜日、14時~14時30分。
8月18日(金)、25日(金)、11時~11時30分。
※会期中毎日、絵本をもとにしたチェコの珍しいアニメーションを上映いたします。(観覧料が必要となります。上映時間:開館時間中随時)
※会期中 開館時間を延長します。 閉館19時まで(入館は18時半まで)。