デジタルカメラの盗難による個人情報の漏洩

平成18年8月3日

平塚市民病院

担当 病院総務課 梶山

電話 0463-32-0015

 

デジタルカメラの盗難による個人情報の漏洩

 

経緯

 平成18年8月2日(水)午前11時頃、平塚市民病院形成外科の男性医師(32歳)が同科外来よりデジタルカメラがなくなっていることに気付いた。
 該当部署はじめ院内を探索するも発見できなかったため、同日平塚警察署に「盗難届」を提出した。
 デジタルカメラは医師の個人所有物であった。形成外科診療において、病変を画像に記録しておくことが必要なことがあり、当院でもデジタルカメラを備えているが、外来や手術室での、診療時間の効率化、使用方法への慣れなどにより、個人所有のカメラを診療専用として使用していたものである。

 

デジタルカメラ内の個人情報

 合計13名の患者様の皮膚病変などの画像が撮影・記録されていた。この内、4名の方の画像には顔写真のみが、2名の方の画像には名前・ID番号のみが、1名の方の画像には顔写真と名前・ID番号の両方が入っていた。合計13名うち7名の患者様の画像に個人情報が入っていた。

 

患者様への説明、お詫び

 撮影・記録されていた患者様には2日午後3時すぎから、当該医師が直接電話で説明・謝罪を行った。同日午後11時ごろには13名中12名の患者様に連絡が取れ、謝罪した。
 残る1名の方については、カルテ記載の連絡先が引越し後のそれに変更されていなかったため、本日改めて調査し、午前10時30分ごろ連絡を取り、説明・謝罪した。
 なお、今後、不正流用などの事実が判明した場合には、誠意を持って対応していく。

 

再発防止策

 当院は、これまでも患者様の個人情報の取り扱いと管理には万全を期すよう指導してきた。今後は、必要な台数のデジタルカメラを病院で用意し、管理も厳重にするよう指導を徹底して行く。