一般廃棄物処理に係る事務事業の広域化に関する基本協定から二宮町が脱退

平成18年9月20日

平塚市

担当 資源循環課 施設整備担当 重田

電話 0463-23-1111 内線2238

 

一般廃棄物処理に係る事務事業の
広域化に関する基本協定から二宮町が脱退

 

  平塚市、大磯町、二宮町の1市2町によるごみ処理広域化について、平成18年2月22日に一般廃棄物処理に係る事務事業の効率化及び環境負荷の低減を図るため、平塚市、大磯町、二宮町が、相互に連携し、事務事業を広域的に推進していくことを目的に基本協定を締結しました。

 その後、平成15年度及び16年度の2か年で実施した「湘南西ブロックごみ処理広域化実現可能性調査」を基に、共通課題や役割分担、費用負担等について協議をしてきました。

 しかし、1市2町ごみ処理広域化推進会議(会長 平塚市環境部 理事兼部長 中戸川 崇)としてより具体的な検討を進める中で、二宮町に「認識の違い」が顕著に見られることが分かりました。その後も1市2町で協議を続けてきましたが、今日までの協議の中で「認識の違い」を解消することができませんでした。なお、平塚市、大磯町間には認識の違いはなく一致しております。

 現在の状況のまま1市2町によるごみ処理広域化を進めていくことは、困難が予想され二宮町の現状や平塚市及び大磯町の施設の老朽化等を勘案すると、これ以上遅延が許されない状況にありました。このような状況を受け、昨日9月19日夜に大藏律子平塚市長、三澤龍夫大磯町長、古澤吉郎二宮町長の1市2町の首長で協議した際に、二宮町から正式に脱退の申し出がありました。

 平塚市及び大磯町は慰留に努めましたが、二宮町の意志は固く結果として二宮町の脱退が確認されました。

 

今後の予定
 今後は平塚市と大磯町を新たな枠組みとした、1市1町によるごみ処理広域化を進める考えでいます。

 なお、二宮町は民間委託を中心とした単独処理の方向で進む予定です。

 

協定の主な内容

  1. 一般廃棄物処理に係る事務事業の効率化及び環境負荷の低減を図るため、平塚市、大磯町、二宮町が、相互に連携し、事務事業を広域的に推進していくことを目的とする。
  2. 目的を達成するため、平塚市、大磯町、二宮町は、湘南西ブロックごみ処理広域化実現可能性調査結果を基に共通課題を協議し、相互に役割を分担し、応分の負担をしていくものとする。
  3. 協定に基づく全部又は個別の共通課題の協議が整ったときは、平塚市、大磯町、二宮町は、必要に応じて別に締結するものとする。