12月定例市長記者会見 2012年を振り返って

平成24年12月20日

平塚市側の説明

 

落合克宏市長:
 皆さんおはようございます。本日が平成24年、2012年最後の定例記者会見となります。この1年間皆様には本市の施策、いろいろな出来事に関しまして、市民の皆様に情報提供いただきました。厚くお礼申し上げます。ありがとうございます。今年も残すところ、あと10日になりましたけれども、引き続きよろしくお願い申し上げたいと思います。
 平成24年、2012年は、市制施行しまして80周年という節目の年でございました。文化、スポーツ、その他様々な分野におきまして記念事業を通じて、平塚のまちの魅力を発信させていただきました。市民の皆様にとって、まちの歩みを振り返って、住み慣れたこの平塚のまちの魅力を再認識していただけるきっかけになったのではないかと思っております。
 昨年5月の市長就任以降、今年につきましても特に力を入れた施策につきましては、防災の対策、ハード整備の3つの大型事業の推進、産業連携、行政改革の取り組みと着実に事業を進めてまいりました。
 防災対策では、平塚市地震防災マップ・津波ハザードマップを作成いたしまして、全戸配布いたしました。また、「津波避難ビルとしての使用に関する協定」の締結が、今日現在60か所、収容可能人数は合計約4万5千人を超え、避難対象者数を概ねカバー、確保できたのではないかと思っているところでございます。
 3つの大型事業につきましては、安全な市民生活を引き続き、引き継いでいくためにも、今まさに必要な投資といたしまして的確に、今後も市民の皆さんに進捗、内容をしっかりとお示ししながら取り組んでまいりたいと思っております。
 産業連携につきましては、各産業の代表、実務者の皆さんに参画をいただきまして、産業活性化会議を立ち上げて各産業の課題などの抽出をお願いしておりまして、それぞれ具体的な取り組みを進めているところでございます。
 そのほか8月に社会経済情勢の変化を踏まえて、市民の皆さんの目線から、成果を重視した行政経営を展開するため、外部の視点を取り入れた「事業仕分け」を実施いたしました。
 以上取り組んだ内容について、2012年、平成24年を振り返って、特に印象に残ったものをお話申し上げました。
 市政のほかには、11月に、「Shonan BMW スタジアム平塚」を本拠地とする湘南ベルマーレが、J2最終戦で勝利して、3シーズン振りにJ1復帰を果たしてくれました。最終戦、私も応援に駆け付けましたが、その勝利の瞬間、大変興奮して喜びは最高潮でございました。湘南ベルマーレは地域の宝だと思っておりますので、来季ぜひJ1で、ベルマーレ、湘南の暴れん坊ということで、「湘南ベルマーレ旋風」を引き起こしていただければ本当にありがたいなと思っております。
 簡単ではございますが、今年を振り返ってお話をさせていただきました。
 

 

質疑内容の要旨


 質問はありませんでした。
 

その他の質問 組織改正案

Q記者:組織改正案が明日、市議会で決まると思うが、市長の思いは?
A市長:今回の組織改正につきましては、今までこの2年、私が市政を担わしていただく中で、問題として挙げさせていただきました、経済の活性、交通の安全ですとか、また、幼保(一元化)、待機児童の問題ですとか、そういう実務的な仕事をしっかりとできるような実務型の組織改正ということで考えました。もちろん、携わってもらっている各部のその仕事のやりくり、仕事量、政策的な考え方を吸い上げて、最終的には私が決めさせていただきました。より市民の皆様のサービスを展開するのに実務としてやりやすいということを考えた組織でございます。もうひとつは、行革を進める、これから厳しい財政状況の中で、この市の仕事を効率よく、最小限の予算で最大の効果を上げるということで、行革も含めて総合計画、実施計画、そういうものがより各部署への反映ができる、調整ができる、そういう組織も考えたところでございます。ですから、より実務的、効率的に行政サービスを展開できる組織への(改正の)取り組みということで提案させていただいております。

 

※定例市長記者会見における質疑内容を広報・情報政策課広報担当でとりまとめて掲載しています。