平塚市救急ワークステーション(派遣型)本格運用を開始

平成25年3月19日

平成25年3月19日
平塚市
担当 消防救急課 救急救命担当 水野
電話 0463-21-9729
 

平塚市救急ワークステーション(派遣型)本格運用を開始
救命率向上のため市民病院と連携し平成25年4月から運用をスタート


 平成25年1月7日(月)から3月末まで平塚市消防本部と平塚市民病院が連携し、救急ワークステーションについて検証を行った結果、医師が救急現場に出場することにより、病院前救護が迅速になったことや、救急隊員の病院実習がより一層充実することができることから、平成25年4月1日(月)から本格的に運用を開始します。 
 救急ワークステーション(派遣型)とは、医療機関に救急隊を常時派遣し、平常時は救急隊員の病院実習を行い救急医療に関する知識及び技術の向上を図りますが、救急出動時には必要に応じて医師が救急車に同乗し、現場で必要な救命措置を行うことで救命率の向上を図ることを目的としています。
 

 

実施概要

名称     平塚市救急ワークステーション(派遣型)
 

実施場所  平塚市南原1丁目19番1号 平塚市民病院
 

運用開始  平成25年4月1日(月)
 

実施時間  平日の午前8時30分~午後5時15分
 

派遣隊員  救急隊員3人
 

配置車両  救急車両1台
 

業務内容  病院施設から救急車による救急出場
      病院施設から救急車に医師が同乗する救急出場
      救急隊員の病院実習(救急救命士の再教育・救命士以外の救急隊員実習)
 

医師の出場基準 
 車両やがれき等による「挟まれ事故」で、救出におおむね20分以上要すると予想される場合
 複数傷病者発生事故で、現場での医師の救命処置が必要と判断した場合
 消防が、救急医の救命処置が必要と判断した場合
 

目的    医師の同乗出場により傷病者の救命率を向上
      救急隊員の救急医療に関する知識及び技術の向上
      救急隊と医療機関との連携の強化


出場の状況  検証期間中1月から3月中旬までに、22件の出場があり、医師が早期に救急現場に出場し救急救命士との連携により高度な救命処置等を行うことにより、心肺停止患者の心拍が再開した症例等がありました。