市内で自家消費用として栽培された食品中の放射性物質

平成25年5月17日

平塚市
担当 市民情報・相談課 消費生活担当 鳥海
電話 0463-20-5775
 

市内で自家消費用として栽培された食品中の放射性物質の検査結果


 市内で自家消費用として栽培された生しいたけ(原木)の放射性物質について検査を実施したところ、放射性セシウムの測定値が食品衛生法上の食品中の放射性物質の基準値を上回りました。
 今回検査を行った生しいたけは自家消費用として栽培されたものであり、出荷はされていません。

 

測定結果                        

(採取日:5月12日)

食品の種類 放射性セシウム〔1kg当たりベクレル〕
合計値 セシウム134 セシウム137
生しいたけ(原木栽培) 120 38 85
検査機関:独立行政法人国民生活センター
 

参考  

○食品衛生法上の食品中の放射性物質の基準値
 放射性セシウム(一般食品)1kg当たり100ベクレル

○表中の数値の記載について
 放射性セシウムの合計値については、セシウム134とセシウム137を合計して、上位から3桁目を四捨五入した有効数字2桁で記載してあります。
 (平成24年3月15日付け食安発0315第4号厚生労働省医薬食品局食品安全部長通知)

 

経過

 平塚市で実施している放射性物質簡易検査において、平塚市食品の放射性物質検査要綱で精密検査が必要となった検体(1kg当たり50ベクレルを超える数値のもの)が出たので、独立行政法人国民生活センターに精密検査を依頼し、5月16日に報告があった。

 

 食品の安全・安心を確保するために、流通食品については、神奈川県が生産段階で農林畜水産物の検査を計画的に実施しています。また、流通している加工食品についても計画的に検査を実施しています。

 自家生産物等で検査を希望される方は、市民情報・相談課消費生活担当で実施することができます。


 「市民の皆様が持ち込む食品の放射性物質簡易検査を開始」の内容は、平成24年12月5日に記者発表しています。