平成26年 年頭市長記者会見 「ひらつか防災ガイドブック-災害に備える-」を全戸配布します

平成26年1月6日

平塚市側の説明


落合克宏市長:

 市では、平塚市地域防災計画のうち、平成24年12月に地震災害対策計画を改訂しまして、その後、平成25年7月に風水害対策計画などを改訂いたしました。
 そこで、このたび、市民のみなさまに、平塚市地域防災計画の概要をお伝えするとともに、市民の皆さま自身による防災・減災活動への取り組みを紹介するため、これまでの防災啓発用冊子を一新しました「ひらつか防災ガイドブック-災害に備える-」を作成し、広報ひらつかと同時に全戸配布いたします。
 概要でございますが、A4版、フルカラー、40ページで、家庭などでつり下げて保存できるよう冊子の左端1カ所に穴を開けております。
 特徴はイラスト、写真、図表を多く使用し、「自助」「共助」「公助」の3部構成としております。平塚市地域防災計画の概要を紹介した「公助」のページでは、掲載内容のポイントなどを併記し、市民による自助、共助のページへ関連付けております。また、コラムを多用することにより、豆知識や役立つ情報などを多く掲載しております。
 名称は市の防災啓発の基礎となる1冊として多くの市民に覚えていただけるよう、「ひらつか防災ガイドブック」というネーミングといたしました。
 主な内容ですが、自助の部では家族防災会議、備蓄、地震発生時の対応、避難、風水害対策を、共助の部では地域のつながり、自主防災活動、防災訓練を、公助の部では平塚市地域防災計画の概要を掲載しております。
 そのほか、地震などに関する基礎知識、避難所マップ、防災カード、備蓄チェックシートなども掲載しています。
 作成部数は130,000部でございます。
 市内全戸に配布するとともに、公共施設窓口や災害対策課窓口などでも配布いたします。また、平塚市のウェブでも1月15日から公開いたします。
 なお、作成にあたっては、東日本大震災発生の約2か月後に、石巻市へ避難所運営支援のために派遣となった職員が担当いたしました。
 

質疑内容の要旨

 

Q記者:いくらかかったのか?

A市長:合計で、予定額となりますけれども約584万2千円です。作成業務委託料が約355万5千円、配布の業務委託料が約228万7千円、合わせまして約584万2千円となります。1冊当たりですと、合計で約46円になります。

Q記者: 災害派遣に行かれていたのは一人か?また、どのあたりにその方の経験が生かされているのか?
A防災危機管理部長:派遣された職員は、災害対策課の政策担当におります笹井主査でございます。(例えば)ページで申しますと14ページ、15ページあたりです。実際に避難所の運営のほうの支援をしておりまして、その中で経験した部分で、自分の身の安全の確保、それから津波の避難の時には逃げるという意志が非常に大事だという所を強く感じてきたということです。また、学校が教育施設であるということから、そことの協力関係が非常に重要だということを書き込んでいます。最終39ページになりますが、石巻の復興の途上にあります写真を一番下に掲載しました。平塚市と石巻とそういう関係(災害時相互応援協定を締結している)にあるということを書かせていただいており、石巻の支援も引き続きしていきたいと考えております。

Q記者:これまでの防災啓発用冊子はいつ出して、そことの違いは?
A市長:災害対策(担当)課で、平成22年度に職員自らが作成して出しておりました防災啓発用冊子「災害に備える」というものを市民の皆様へ配布しておりました。この冊子は、A5版で白黒印刷の職員の手作りによるもので、特に地域防災計画の概要を前面に出したものでした。今回のガイドブックでは、概要を伝えるという点では共通していますが、専門業者へ作成業務を委託しまして、冊子として形態や構成などを一新し、分かりやすさ、読みやすさ、親しみやすさなどについて配慮いたしました。中でも、「家庭」「隣近所」「地域」、こういう単位を意識して作成しております。最初に申し上げましたけれども特にこの冊子の中では、イラストや写真をいろんなものを多く用いまして、ご家庭において、親御さまからお子さままで、いろいろと話し合いですとか、いろいろなところで使っていただきたい、そういう家庭内で共有をしていただきたいという意味も込めて作らせていただいたところです。

Q記者:前の冊子は何ページか?
A防災危機管理部長:44ページです。

Q記者:全戸配布したのか?希望者に配ったのか?
A市長:全戸配布はしなかったですね。特に自主防災組織をはじめ希望者に配っておりました。

Q記者:今までも防災に関するマップなどを配布していたと思うが、それらとの関連は?
A防災危機管理部長:これまでに防災マップ、洪水ハザードマップ、内水ハザードマップ、津波ハザードマップを配布してきました。これらのマップの情報については、紙面の関係もあり、今回のガイドブックの中で全て網羅できているわけではございません。ですので、(必要に応じて)マップとガイドブックの両方を見ていただきたいと思います。なお、そのあたりの内容については、6ページに書かせていただいています。
 

その他の質問

Q記者:(大神の土地の)登記はもう終わったのか?
A市長:暮れ(昨年12月26日)に農業委員会の許可が出ましたので、(取引の)相手方の登記は一両日中に進めることになります。それによって、1月の中頃には登記移転が完了する見込みです。

Q記者:今は相手方の手続き中ということか?
A市長:そうです。

 

年頭市長記者会見における内容を秘書広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料

平塚市
担当 災害対策課政策担当 市川
電話 0463-21-9734
 

「ひらつか防災ガイドブック-災害に備える-」を全戸配布します

 

 市では、平塚市地域防災計画のうち、平成24年12月に地震災害対策計画を改訂し、その後、平成25年7月に風水害対策計画などを改訂しました。
 そこで、このたび、市民の皆さまに、平塚市地域防災計画の概要をお伝えするとともに、市民の皆さま自身による防災・減災活動への取り組みを紹介するため、これまでの防災啓発用冊子を一新した「ひらつか防災ガイドブック-災害に備える-」を作成し、広報ひらつかと同時に全戸配布します。
 

概要

形態
 A4版サイズ、フルカラー、表紙本文共40ページ、家庭などでつり下げて保存できるよう冊子左端に1カ所穴開き。

特徴

  • イラスト、写真、図表を多く使用している。
  • 「自助」「共助」「公助」の3部構成としている。
  • 平塚市地域防災計画の概要を紹介した「公助」のページでは、ポイントなどを併記し、市民による自助、共助のページへ関連付けている。
  • コラムを多用することにより、豆知識や役立つ情報などを多く掲載している。
  • 市の防災啓発の基礎となる1冊として多くの市民に覚えてもらうため、「ひらつか防災ガイドブック」というネーミングとしている。


主な記載内容

  • 自助 家族防災会議、備蓄、地震発生時の対応、避難、風水害対策
  • 共助 地域のつながり、自主防災活動、防災訓練
  • 公助 平塚市地域防災計画の概要
  • その他 基礎知識、避難所マップ、防災カード、備蓄チェックシート


作成部数  130,000部
 

配布・配架先

  • 全戸配布(1月15日~17日の間で配布予定)。広報ひらつか(平成26年1月第3金曜日号)と同時配布
  • 公共施設窓口
  • 災害対策課窓口
  • 市政情報コーナー


 平塚市ウェブでも1月15日から公開します。