春期特別展「水と生きる里―金目の風土とその魅力」開催
平成26年3月6日
平塚市
担当 博物館学芸担当 早田
電話 0463-33-5111
春期特別展「水と生きる里―金目の風土とその魅力」開催
地域を理解する切り口として、金目川をはじめとする「水」に着目し、金目地域の個性、魅力を紹介します。
平塚市北西部に広がる金目地域は、多様な自然と長い歴史があり、実り豊かな農業地域です。こういった特徴は、地域の名を冠する金目川の恵みと、この川との戦いの中で先人がつくってきたものです。
また、本特別展は、エコミュージアム金目まるごと博物館と平塚市博物館の共同企画です。エコミュージアム金目まるごと博物館は、平成19年度の創立以来、地域の人々の手で、地域を調べ、学び、楽しみ、「まち」づくりを目指してきました。
本特別展は、これまでのエコミュージアム金目まるごと博物館の成果を活かし、地域の人々の手による地域の価値創造に向けた活動の契機にするとともに、地域の人々による「地元学」の実践例を提示することも目的としています。
主催 エコミュージアム金目まるごと博物館 平塚市博物館
協力 平塚市教育委員会社会教育課
日時 平成26年3月15日(土)~5月11日(日)
休館日 月曜日(5月5日は開館)
開館時間 午前9時~午後5時
場所 平塚市博物館(平塚市浅間町12-41)
主な出品物
- 蓑島義一画金目川図
- 金目地域資源マップ 本特別展での調査を踏まえて作成した金目地区の地域おこしの資源を描いたイラストマップ
- おにぎり状炭化米 北金目塚越遺跡から出土した弥生時代の炭化米
- 十六町遺跡出土石製模造品 古墳時代、祭祀に使用された剣、勾玉等の石製模造品
- 葵御紋付御茶碗 片岡の旧家・宮川家の先祖が徳川家康から拝領したと伝えられる茶碗
- 稲荷講幟旗(いなりこうのぼりばた) 稲荷講の際に建てられた江戸時代の幟旗
- 蛍・カワニナ 金目親水公園に生息する蛍やカワニナを水槽で生態展示
- 精米・精麦に使用された甕(かめ) 広川の水車で臼として使用された甕
- 聯(れん) 片岡神社の奉灯句会で掲げられた俳句が書かれた板。金目は俳句が盛んであった
展示構成
- 第1章 水と人との歴史
- 第2章 水をめぐる人の絆と知恵
- 第3章 水がつくる自然
- 第4章 水と土のめぐみ
- 第5章 水のある暮らし
関連事業
特別展展示解説
第1回 3月15日(土) 第2回 5月6日(火)
時間 各回午後0時45分~1時45分 参加自由
特別展記念講演会「田園都市構想と民権」
日時 3月22日(土) 午後1時30分~3時
講師 土井浩(元平塚市博物館長)
会場 博物館講堂 参加自由
金目ウォーク
日時 3月29日(土) 午前10時~午後3時(雨天中止)
参加方法 往復はがきで博物館へ申し込み(3月17日必着)
定員 30名(応募多数の場合は抽選)
特別展記念講演会「一枚の古文書から郷土史を読み解く」
日時 4月5日(土) 午後1時30分~3時
講師 早田旅人(平塚市博物館学芸員)
会場 金目公民館A会議室 参加自由
金目の「食」を味わおう
日時 4月12日(土) 午前10時~午後1時 博物館
参加方法 往復はがきで博物館へ申し込み(3月31日必着)
定員 30名(応募多数の場合は抽選) 参加費 200円
生きもの観察会
日時 4月20日(日)午前10時~正午(雨天中止)
会場 金目川用水路
参加 往復はがきで博物館へ申し込み(4月10日必着)
定員 20名(応募多数の場合は抽選)
子ども自然観察クイズラリー
日時 4月26日(土)午前10時~正午(雨天中止)
会場 金目親水公園
参加 往復はがきで博物館へ申し込み(4月14日必着)
定員 30名(小学生、3年生以下は保護者同伴、応募多数の場合は抽選)
どんぐりクラフトづくり
日時 5月6日(火)午前10時~正午・午後1時~3時
会場 平塚市博物館 参加自由(材料がなくなり次第修了)
出版物
特別展示図録『水と生きる里―金目の風土とその魅力』