「温暖な気候や自然環境」が居住の決め手 平成26年度平塚市市民意識調査の結果

平成27年3月20日

平塚市
担当 企画政策課計画推進担当 古田
電話 0463-21-8760
 

「温暖な気候や自然環境」が居住の決め手
平成26年度平塚市市民意識調査の結果

 
 市民が日常生活の中でどのようなことを感じているのか、また平成19年度からスタートした「平塚市総合計画 生活快適・夢プラン」に基づく本市のまちづくりを、どのように評価しているかを把握するために、平塚市市民意識調査を実施しました。
 調査内容は平塚市民の居住意向、生活の満足感、まちづくりに対する満足度や重要度に対する意識についてです。
 結果については、今後のまちづくりを進めていくための基礎資料として活用します。
 

結果の考察(概要)

  • 平塚市への居住意向など
居住意向は8割以上あり、住み続けようと思う理由として最も多く挙げられたものは、「温暖な気候や自然環境」(59%)でした。
移転意向は、年代別でみると10~20代で割合が高くなっています。
転出意向を持つ人の3割超が「通学・通勤の都合」を理由としています。
 
  • 生活の満足感や困りごと、心配ごとなど
現在の生活に満足している市民と回答した市民は6割以上でした。
不満である割合は30代、20代、40代の順に高く、困っていることや心配ごとの主な理由は自身の将来における不安となっています。
 
  • 地域のためにできることなど
地域で取り組むと良いと思われていることは「災害時に地域で助け合えるようにすること」が最も高くなりました。ただし、実際に行っているかという問いに対して 「特にない」が4割を超え、最も割合が高くなっています。
なお、できること(又はしてみたいこと)は「災害時に地域で助け合えるようにすること」が最も高くなりました。
 
 
 
  • まちづくりの状況
総合計画の基本目標の満足度については、「基本目標3やすらげる環境」が前回調査よりも2.5ポイント減少するものの、最も高くなっています。
また、「基本目標1 教育や交流」のポイントが増加する一方、前回調査で順位が低かった「基本目標4 活力としての産業」は今回調査でも低くなっています。
重要度の順位は、「基本目標3 やすらげる環境」が3.8ポイント増加し、最も高くなりましたが、前回調査で順位が高かった「基本目標2 安心した暮らし」や「基本目標5 安全・快適な暮らし」は依然高いポイントを維持しており、引き続き安心して暮らせるための施策が望まれていることが推測されます。
 
 
総合計画基本目標とその満足度、重要度

総合計画基本目標
満足度 重要度
今回調査 前回調査 今回調査 前回調査

教育や交流

12.2% 2位 11.3% 2位 54.1% 4位 55.1% 4位

安心した暮らし

8.8% 3位 8.4% 4位 58.7% 2位 57.4% 2位

やすらげる環境

20.0% 1位 22.5% 1位 59.4% 1位 55.6% 3位

活力としての産業

3.4% 5位 4.9% 5位 44.3% 5位 43.1% 5位

安全・快適な暮らし

8.0% 4位 9.2% 3位 58.2% 3位 58.9% 1位
前回調査は平成25年11月に実施
 

調査の概要

 調査対象   満16歳以上の平塚市民 3,000人
 抽出方法   住民基本台帳より無作為抽出
 調査方法   郵送配布、郵送回収(料金受取人払いの返信用封筒を添えて郵送)
 調査期間   平成26年10月17日(金)~10月31日(金)
 有効回収数  1,059件
 有効回収率  35.4%
 

調査報告書

 平成27年3月20日(金)から、市政情報コーナー(市役所本館5階)や、市内の図書館、公民館などで閲覧できるほか、市ホームページでも公開します。