「京都市美術館名品展 美人画の100年」を開催
平成27年4月1日
平塚市
担当 美術館 学芸担当 家田
電話 0463-35-2111
平塚市美術館では、京都市美術館が所蔵する名品の中から、明治、大正、昭和にかけて描かれた女性像に着目して、京都画壇の日本画にみられる女性表現の変遷を概観する展覧会を4月25日(土)から6月7日(日)まで開催いたします。
女性像は、古代から現代まで描き続けられてきたテーマのひとつです。やまと絵や浮世絵の伝統を受け継ぎ、普遍的な女性の美しさを描き出すことが一般的であった女性像は、明治時代以降、美術の中心的なテーマとして大きく花開くとともに変動する社会の中で多様化していきます。
深い伝統に根ざした京都画壇でも、明治時代後半に顕著になる国家主義や家父長制度への反発、社会的弱者に対する共鳴や女性の自立を目指す動きなどを反映して、その生の姿が描き出されるようになるとともに、女性の内面をえぐるような表現がなされました。また、大正後半から昭和初期にかけては、時代を象徴するモダンガールも描かれるようになり、和洋渾然とした装いやモダンな調度品に囲まれた女性の豊かな生活が描写されました。一方、当時の日本の植民地政策を反映して異国情緒あふれる女性像も生み出されました。女性の描写は、とりもなおさず時代を表徴するものであったと言えるでしょう。
本展では、社会のめまぐるしい変化に鋭く反応する女性の姿を捉えて描き出した作品62点をご紹介します。
開館時間 午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)
休館日 月曜日(ただし、5月4日は開館)
主催 平塚市美術館
特別協力 京都市美術館
協賛 神奈川中央交通株式会社
会場
平塚市美術館
〒254-0073 神奈川県平塚市西八幡1-3-3
電話 0463-35-2111 ファクス 0463-35-2741
URL http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
JR東京駅から東海道線で約1時間。平塚駅東改札口(北口)より、神奈川中央交通バス4番乗り場乗車「美術館入口」または5・6番乗り場乗車「コンフォール平塚前」下車。またはJR平塚駅より徒歩20分。無料駐車場70台。
出品作品 日本画62点
観覧料
一般800円、高大生500円
20名以上の団体料金は一般640円、高大生400円
中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料
各種障がい者手帳の交付を受けた方と付添1名は無料
65歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体料金
関連事業
講演会「美人画は3度消える」
講師 尾﨑眞人氏(京都市美術館学芸課長)
日時 4月25日(土)午後2時~3時30分
場所 ミュージアムホール 申込不要、無料
担当学芸員によるギャラリートーク
日時 5月9日(土)、5月23日(土) 午後2時~2時40分
場所 展示室2 申込不要、要観覧券
同時開催 「川口起美雄 絵画の錬金術師」4月18日(土)~6月14日(日)
担当 美術館 学芸担当 家田
電話 0463-35-2111
「京都市美術館名品展 美人画の100年」を開催
平塚市美術館では、京都市美術館が所蔵する名品の中から、明治、大正、昭和にかけて描かれた女性像に着目して、京都画壇の日本画にみられる女性表現の変遷を概観する展覧会を4月25日(土)から6月7日(日)まで開催いたします。
女性像は、古代から現代まで描き続けられてきたテーマのひとつです。やまと絵や浮世絵の伝統を受け継ぎ、普遍的な女性の美しさを描き出すことが一般的であった女性像は、明治時代以降、美術の中心的なテーマとして大きく花開くとともに変動する社会の中で多様化していきます。
深い伝統に根ざした京都画壇でも、明治時代後半に顕著になる国家主義や家父長制度への反発、社会的弱者に対する共鳴や女性の自立を目指す動きなどを反映して、その生の姿が描き出されるようになるとともに、女性の内面をえぐるような表現がなされました。また、大正後半から昭和初期にかけては、時代を象徴するモダンガールも描かれるようになり、和洋渾然とした装いやモダンな調度品に囲まれた女性の豊かな生活が描写されました。一方、当時の日本の植民地政策を反映して異国情緒あふれる女性像も生み出されました。女性の描写は、とりもなおさず時代を表徴するものであったと言えるでしょう。
本展では、社会のめまぐるしい変化に鋭く反応する女性の姿を捉えて描き出した作品62点をご紹介します。
京都市美術館名品展 美人画の100年
会期 平成27年4月25日(土)~6月7日(日) 39日間開館時間 午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)
休館日 月曜日(ただし、5月4日は開館)
主催 平塚市美術館
特別協力 京都市美術館
協賛 神奈川中央交通株式会社
会場
平塚市美術館
〒254-0073 神奈川県平塚市西八幡1-3-3
電話 0463-35-2111 ファクス 0463-35-2741
URL http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
JR東京駅から東海道線で約1時間。平塚駅東改札口(北口)より、神奈川中央交通バス4番乗り場乗車「美術館入口」または5・6番乗り場乗車「コンフォール平塚前」下車。またはJR平塚駅より徒歩20分。無料駐車場70台。
出品作品 日本画62点
観覧料
一般800円、高大生500円
20名以上の団体料金は一般640円、高大生400円
中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料
各種障がい者手帳の交付を受けた方と付添1名は無料
65歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体料金
関連事業
講演会「美人画は3度消える」
講師 尾﨑眞人氏(京都市美術館学芸課長)
日時 4月25日(土)午後2時~3時30分
場所 ミュージアムホール 申込不要、無料
担当学芸員によるギャラリートーク
日時 5月9日(土)、5月23日(土) 午後2時~2時40分
場所 展示室2 申込不要、要観覧券
同時開催 「川口起美雄 絵画の錬金術師」4月18日(土)~6月14日(日)