6月定例市長記者会見 「キラリ☆平塚プレミアム商品券」

平成27年6月24日

平塚市側の説明


落合克宏市長:
 会見に先立ちまして、ご紹介をさせていただきたい本があります。平塚を舞台にした小説が、本日発売されました。
 「謎解きはディナーの後で」という作品で皆さんもご存じだと思いますけども、本屋大賞を受賞されたこともあります、作家の東川篤哉先生が書かれました「ライオンの歌が聞こえる 平塚おんな探偵の事件簿2」です。
 一昨年の2013年8月に、祥伝社から発売されました「ライオンの棲む街 平塚おんな探偵の事件簿」に続く「平塚おんな探偵の事件簿シリーズ」の第2弾となります。
 この平塚で起きました風変わりな事件に、2人の女性が活躍する推理小説で、湘南平など平塚の名所のほか、駅前商店街など平塚の街が随所で感じられる内容になっています。
 作者の東川篤哉先生には、今年1月17日に平塚市民センターホールで講演もしていただいております。
 7月3日から始まります第65回湘南ひらつか七夕まつりでも、七夕まつりの飾りに、この小説の主人公が登場するそうです。
 内容的に殺人事件が題材ということでありまして、賛否両論あると思いますけど、若い人たちに人気の作家が平塚を舞台にしてくれたということで紹介をさせていただきたいと思います。またテレビなどで取り上げていただきドラマ化とかしていただければ、平塚のシティプロモーションにもなるのではないかなと期待しているところであります。
 ぜひともみなさまもご覧いただければと思います。平塚に関する本を紹介させていただきました。
 
それでは、本日の発表案件につきましてお話をさせていただきます。
 本日の発表案件は、キラリ☆平塚プレミアム商品券の1件であります。
 市民の生活を支援し、地域経済を活性化するために、「キラリ☆平塚プレミアム商品券」を発行いたします。
 今回の商品券の特徴でありますが、まず中学生以下の子どもがいる子育て支援世帯に対しまして、子どもの人数分だけ抽選なしで優先購入できるようにしております。子育て世帯全てを対象とした優先販売は、現段階では、県内では平塚のみの見込みでございます。
 また、発行総額8億2800万円、発行冊数6万9000冊、プレミアム率20パーセントであります。これは過去3回のプレミアム商品券事業に比べ、いずれも過去最大となります。
 事業の詳細でありますが、実施方法としては、今までに3回、プレミアム商品券を発行した経験がある平塚商工会議所へ業務を委託します。
 販売方法は、従来の先着順に替えまして、専用の応募ハガキによる事前申込の方法とします。1人ハガキ1通で5冊まで事前申込みができます。また、1世帯当たりでは、3人まで申込みができますので、世帯で最大15冊の購入が可能となります。
 事前申込期間は8月1日から31日まで。応募が多数の場合は、抽選となります。しかし、中学生以下の子どもがいる世帯については、子ども1人につき1冊まで、抽選なしで、優先的に購入ができるようにしております。これは、1世帯当たり最大15冊と申しましたものとは別枠とします。
 販売についてですが、10月1日から、従来と同様に、平塚信用金庫、中南信用金庫、中栄信用金庫で発売をするほか、今回初めて、湘南農業協同組合でも販売することになりました。
 なお、土曜日・日曜日は平塚信用金庫の一部支店と平塚市役所豊原分庁舎で、また、平日午後7時までの夜間は、平塚市役所豊原分庁舎、平塚商工会議所、平塚市商店街連合会で販売を行います。応募ハガキ付のパンフレットにつきましては、各販売場所及び公民館等に配架をいたします。
 以上で、私からの説明は終わります。
 

質疑内容の要旨


Q記者:パンフレットはいつから置かれるのか?
A商業担当長:7月中ごろから下旬ごろにかけまして、各設置場所に届けたいと思います。

Q記者:発行冊数は6万9千冊ですが、前回の発行冊数はいくつか?
A商業観光課長:前回は、平塚商工会議所と平塚市商店街連合会で実施しましたが、4万冊です。

Q記者:前回は完売ですか?
A課長:はい。
A市長:今まで3回行いまして、平成21年度の時は5万冊、平成24年度は4万冊、平成26年度も4万冊です。いずれも全部完売しております。

Q記者:子育て世帯に対してですが、参考にした自治体はありますか?
A担当長:とくにはありません。

Q記者:子育て支援の目的は?
A担当長:若い世代の方には地元の商店街で買い物をしていただく機会が少ないとの現状がございまして、そういった方たちにこの事業を通じまして地元の商店で商品を購入していただければということで、若い世代向けの優先販売を取り入れたところであります。

Q記者:平塚市内で、子育て世帯数と子どもの数は何人でしょうか?
A市長:住民記録から抽出いたしまして、交付するのが約2万1千世帯。対象者は約3万4千人を予定しております。

Q記者:何日時点ですか?
A担当長:7月中旬から下旬にかけて発送を予定しているんですけれども、その時点で抽出した数値を基準にして中学生以下の世帯に発送します。

Q記者:子育て世帯はパンフレットが取りにいかなくても送られてくるのか?
A課長:はい。

Q記者:取り扱い店数は?
A担当長:平塚商工会議所に委託して、平塚商工会議所でこれから募集する形になります。ただ今回は取扱店での金額の負担が一切ございませんので、従来よりは増えてくれるものと期待しているところでおります。

Q記者:前回の取り扱い店数は?
A市長:26年は563店および社、その前の24年が602社、21年の最初の時は一番多くて820社。今担当が申し上げたとおり、今回はプレミアム分の負担が各店にありませんので、参加をするという意欲の高いところは参加してもらえるのではないかと思います。

Q記者:国の交付金を活用するので、市の持ち出しもないし、どこの負担もないということですね?
A市長:はい。

Q記者:印刷代くらいのものですか?
A担当長:印刷費や人件費・郵送料とかの事務経費については国の交付金の中で賄っています。

Q記者:子育て世帯に対するということで、アイデアはどこからでてきたのか?
A市長:一つは今回、子ども子育てに手厚い街をというようなこともありましたので、我々の方からプレミアム商品券の発行に際しまして子育て世帯に優遇できるものはないかという提案もありましたが、それにプラス担当から申し上げたように、大きなところに若い人は買いに行きますが地元の商店とかそういうところにつながりとかなじみがありませんので、若い世代の方たちが地域に溶けてもらうという思いが一緒になったと理解してもらえればと思います。

Q記者:前回はどれくらいの期間で売り切れになったのか?
A課長:昨年26年度の状況ですと、販売期間を5月20日から6月20日の1カ月と設定したんですが、売れ行きがよく6月10日に完売しました。

Q記者:プレミアム率はこれまでと同じですか?
A市長:いえ、前回は10パーセントです。

Q記者:最高でどれくらい買われる人がいるんですか?
A市長:限度は15冊。プラス1世帯の子どもの数。1世帯に子どもが3人いられたらプラス3冊。4人いられたらプラス4冊。

Q記者:子どもの分を含めて15冊ではない?
A市長:子どもの分は別枠です。
 

その他の質問


Q記者:平塚の空襲から来月で70年。平塚独自でイベントを行う予定はありますか?
A市長:終戦・平塚空襲から70年もそうですが、平塚市が核兵器廃絶平和都市宣言をしてからちょうど30年になります。平塚が平和に対する意思をしっかり表示し、平和に対する活動をしていくということで、いくつか平和の取り組みを今、企画をしております。通常やっているものとしては、市役所の1階ホールでヒロシマ・ナガサキ原爆写真ポスター展ですとか、平和普及展、原爆と人間展をやっておりますけど、あと平塚駅で7月16日が中心街約8割くらいが空襲を受けた日ということでございますので、7月16日に平塚空襲の日市民キャンペーンを平塚駅周辺で行います。あと博物館で、平塚の空襲展というのを7月16日から9月3日まで、それから空襲の体験者6名の方によるリレートークといいまして順番に空襲の体験を語っていただく、平塚空襲リレートークを7月18日に行います。それから、プラネタリウムで特別投影ということで、広島の原爆を扱った、こうの史代さんのコミックを映像番組にした「夕凪の街 桜の国」をプラネタリウムで7月18日から8月30日まで投影をいたします。あと公民館等では、市役所で実施をしているパネル展を、各地区の公民館に回って金目・神田・花水で行います。また城島公民館では中学生を初めて対象にした平塚空襲の体験をきく会を行います。もちろん広島への市民派遣を毎年行っておりますけど、これも小学4年生から中学3年生までを、8月5日から8月7日まで、広島に派遣いたします。また、市民平和の夕べを総合公園で行います。そのような予定をしております。

Q記者:7月16日に行う市民キャンペーンは毎年行っているものですか?
A市長:毎年行っているものです。
 

定例市長記者会見の質疑内容を秘書広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料

平塚市
担当 商業観光課 商業担当 鳥居
電話 0463-35-8107
 

キラリ☆平塚プレミアム商品券

 
 市民の生活を支援し、地域経済を活性化するため、「キラリ☆平塚プレミアム商品券」を発行します。
 中学生以下の子どもがいる子育て世帯には、子どもの人数分だけ抽選なしで優先購入できるようにします。子育て世帯全てを対象とした優先販売は、県内では平塚のみです。
 発行総額8億2,800万円、発行冊数6万9,000冊、プレミアム率20%で、過去3回のプレミアム商品券事業に比べ、いずれも最大となります。
 

主催

 平塚市
 

共催

 平塚商工会議所・平塚市商店街連合会・平塚市料理飲食業組合連合会
 

実施方法

 平塚商工会議所への業務委託
 

発行総額

 8億2,800万円(うちプレミアム分1億3,800万円)
 国の「地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地域消費喚起・生活支援型)」(1億6,784万3千円)を活用
 

発行冊数

 6万9,000冊
 額面1,000円券12枚を1万円で販売(プレミアム率20%)
 1冊の内訳・中小商店券6枚、中小商店・大型店共通券6枚
 

販売方法

 事前申込制(応募多数の場合は抽選)
 応募ハガキ付パンフレットのハガキを郵送又はハガキ回収ボックスへ投函し、申し込みます。
 1人ハガキ1通、1世帯(同一住所)3人(ハガキ3通)まで。
 購入限度は、1人ハガキ1通で5冊。(1世帯当たり最大15冊)
 なお、中学生以下の子どもがいる世帯については、1世帯当たり最大15冊とは別に、子どもの人数分(子ども1人1冊)まで優先購入権(抽選なし)があります。
 

事前申込期間

 平成27年8月1日(土)~平成27年8月31日(月)
 応募ハガキ付パンフレット及びハガキ回収ボックスは、商品券販売場所及び各公民館、市役所本館1階受付案内等に配架・設置します。
 

販売期間

 平成27年10月1日(木)~平成27年10月9日(金)
 

販売場所

  • 平塚信用金庫本店・市内支店(平日昼間及び一部支店で土日販売予定)
  • 中南信用金庫、中栄信用金庫の市内支店(平日昼間販売)
  • 湘南農業協同組合の市内支所支店(平日昼間販売)
 

夜間(平日の午後7時までを予定)の販売

  • 平塚市役所豊原分庁舎2号館1階(豊原町2-14)(土日販売)
  • 平塚商工会議所1階(松風町2-10)
  • 平塚市商店街連合会事務所(明石町24-13)
 

取扱期間

 平成27年10月1日(木)~平成27年12月31日(木)
 1回の使用限度額は、6万円
 

取扱店

 平成27年7月中旬から募集