「市民が探る平塚空襲 通史編1 平塚空襲の実相」刊行
平成27年8月4日
平塚市博物館
学芸担当 早田
電話 0463-33-5111
平塚市博物館で活動する「平塚の空襲と戦災を記録する会」が、平成元年の発足以来、聞き取り調査してきた250人の平塚空襲の証言をもとに、平塚空襲の実態を明らかにした本を刊行します。
刊行日 平成27年8月15日(土)
編集 平塚の空襲と戦災を記録する会(江藤巌会長)
発行 平塚市博物館
頒価 400円
冊子の概要 A4版 280ページ(モノクロ印刷)
購入場所 平塚市博物館
第2章 各地域の証言
学芸担当 早田
電話 0463-33-5111
「市民が探る平塚空襲 通史編1 平塚空襲の実相」刊行
平塚市博物館で活動する「平塚の空襲と戦災を記録する会」が、平成元年の発足以来、聞き取り調査してきた250人の平塚空襲の証言をもとに、平塚空襲の実態を明らかにした本を刊行します。
刊行日 平成27年8月15日(土)
編集 平塚の空襲と戦災を記録する会(江藤巌会長)
発行 平塚市博物館
頒価 400円
冊子の概要 A4版 280ページ(モノクロ印刷)
購入場所 平塚市博物館
特徴
平塚市博物館では、博物館で活動する平塚の空襲と戦災を記録する会とともに平塚空襲に関する聞き取り調査をおこない、空襲体験証言集『炎の証言』のほか、『市民が探る平塚空襲 証言編』・『市民が探る平塚空襲 資料編(一)~(三)』・『夏期特別展図録 市民が探る平塚空襲 65年目の検証』として、その成果を刊行してきました。本書はこれまでの成果をもとに、1945(昭和20)年7月16日の空襲当夜、地域・人びとはいかなる状況にあったのか、どのような被害を受けたのか、空襲体験者の証言を紹介・分析しつつ明らかにします。また、地域ごとの家屋焼失状況図、平塚空襲が平塚市のみならず二宮町から茅ヶ崎市にいたる広範囲の攻撃であったことを示す投弾範囲図、空襲体験者の避難経路図など、これまでの調査成果を視覚化した図版類や資料写真も多く収録しています。内容構成
第1章 概説- 軍需の町平塚への変貌
- 平塚空襲の時期
- 『作戦任務報告書』に見る平塚攻撃の戦術
- 被害の概要
第2章 各地域の証言
- 旧本宿(富士見)地区
- 旧新宿(崇善)地区
- 旧馬入(松原)地区
- 旧須賀(港)地区
- 海岸西部(浜岳)地区
- 北西部(中原・入野・高根ほかの地区)
- 北東部(横内・田村・八幡ほかの地区)
- 大磯町
- 茅ヶ崎市
- 市役所と消防、工場の消火隊の状況
- 任務に従う
- 駅と鉄道の状況
第3章 空襲の結果
- 家族を探して
- 空襲下の医療
- 防空壕での被害
- 遺体を抱いて
- 生活の苦労
- 空襲の深い傷あと
第4章 平塚空襲の示すもの
- 地域の証言から
- 事前の意識や知識と空襲の実態との落差
- 情報の不足