寄贈された囲碁モニュメントを土屋公民館に設置 地域で囲碁を楽しんで

平成28年3月17日

平塚市
担当 文化・交流課 文化振興担当 小菅
電話 0463-32-2235
 

寄贈された囲碁モニュメントを土屋公民館に設置
地域で囲碁を楽しんで

 
 神奈川県内の囲碁愛好家(匿名希望)から、昨年10月に開催した「第20回湘南ひらつか囲碁まつり」を記念し、囲碁モニュメント(御影石製碁盤一式)が寄贈されました。
 囲碁モニュメントは、囲碁にゆかりのある碁打谷(ごうちやと)と呼ばれる地名や碁打橋(ごうちばし)がある土屋地区の土屋公民館に設置します。
 
設置日時 平成28年3月24日(木)午前10時~10時30分 (小雨決行)
設置場所 平塚市立土屋公民館(平塚市土屋1864-1)の敷地南側中央入口付近
 

囲碁モニュメント(御影石製碁盤一式)

寄贈者 神奈川県内の囲碁愛好家(匿名希望)
寄贈品 
 黒御影石製碁盤 1基(幅42.4cm×奥行45.5cm×高さ54.5cm)
 白御影石製椅子 2基(直径39.4cm×高さ42.4cm)
 御影石製台座  2基(幅15.2cm×奥行30.3cm×高さ42.4cm)
 コンクリート製基礎五色砂利敷き詰め一式(幅80.0cm×奥行180.0cm
デザイン 
 黒御影石の上部に碁盤が刻まれています。左右には碁笥(ごけ)を置き、白御影石製椅子に腰かけて、囲碁を楽しむことができます。
 

平塚市土屋地区

 囲碁にゆかりのある碁打谷(ごうちやと)と呼ばれる地名や碁打橋(ごうちばし)があり、また同地区にある神奈川大学湘南ひらつかキャンパスでは、平成26年度から共通教養科目「日本の伝統文化と地域連携」として囲碁の授業が開設され、最終講義では土屋公民館を会場に地域の囲碁愛好家との囲碁による交流が行われています。
 

碁打谷の由来

 そのむかし、夏の暑さをしのぐために、この谷戸山の洞窟の中で碁を打ったといわれています。通称ここは「碁わん」といわれ、約4m四方の大きな横穴がありました。そこで、この区域が「碁打谷」と呼ばれるようになりました。(「土屋郷土史」より引用しました)
 

第20回湘南ひらつか囲碁まつり

 平塚市桃浜町の自宅に囲碁道場を開き、多くのプロ棋士を育てた木谷實(きたにみのる)九段<1909年~1975年>の功績をたたえ、囲碁文化の普及・振興を目的に、平成27年10月11日(日)に「湘南ひらつか囲碁まつり」を開催しました。
 20回目の節目の開催として、会場の湘南スターモール(東海道本通り)に約330mにわたって碁盤を並べ、全国からの参加者がプロ棋士と対局する「1000面打ち大会」を実施しました。