1月定例市長記者会見 健康・交流を創出する活動拠点 余熱利用施設(リフレッシュプラザ平塚)が完成

平成29年1月25日

健康・交流を創出する活動拠点 余熱利用施設(リフレッシュプラザ平塚)が完成

平塚市側の説明

 
落合克宏市長:
 案件の説明に入る前に、平成29年初めての記者会見となりますので、平塚市の今年の動きについて、ご説明を申し上げます。
 今年は、「温かさ」をテーマに政策を進めていきたいと考えております。子育てや福祉、まちづくりなど、様々な施策の展開に「温かさ」ですとか「温もり」を反映させていきたいと思います。
 具体的な施策として、2点ございます。
 1点目といたしましては、子育て支援策の一つ、「安心して子育てができる環境づくり」の一環として、既存の「港幼稚園」と「須賀保育園」を統合して、「港こども園」を4月に開設をいたします。
 2点目といたしましては、4月から保健センター内に「子育て世代包括支援センター」を開設いたしまして、妊娠から子育て期にわたるまでの母子保健や育児に関する様々な悩みに円滑に対応する専門職員を配置いたしまして、相談体制を充実させます。
 そのほか、具体的な取組みにつきましては、2月15日に予定しております、記者会見で新年度予算について説明させていただきたいと思います。
 
 それでは、本日の案件の説明に移らせていただきます。
 「健康・交流を創出する活動拠点 余熱利用施設(リフレッシュプラザ平塚)が完成」についてご説明をいたします。お手元の資料をご覧ください。
 環境事業センターのごみ焼却に伴い発生いたします熱エネルギーを有効活用する余熱利用施設が、完成をして3月19日から供用開始となります。供用開始に先立ちまして2月1日水曜日の午前10時から関係者をお招きして竣工式を行います。
 本施設の整備は、環境事業センター建設時における大神地区との合意事項の一つでありまして、施設整備のコンセプトを「健康・交流を創出する活動拠点」として、健康増進機能と福祉的機能を有する複合施設として整備を行い、完成後は小さなお子さんから高齢の方まで広くご利用いただける施設となります。
 居室の概要ですが、健康増進機能として、水中歩行、アクアビクスなどを行う水中トレーニング槽や運動機器を設置するトレーニング室などを設置いたします。福祉的機能として、廃止となる東部福祉会館白寿荘の機能を移転して浴室、集会室、町内福祉村活動室などを設置いたしました。また、施設の愛称が「リフレッシュプラザ平塚」に決定しておりますので、併せてご報告いたします。「リフレッシュ」には、「元気を回復すること。生き生きとよみがえらせること。」という意味があり、施設整備コンセプトの「健康・交流を創出する活動拠点」から「公共の広場」という意味がある「プラザ」を合わせた愛称となります。
 施設概要、整備経過などにつきましては、お配りしました資料に記載のとおりとなります。
 私からの説明は以上です。
 

質疑内容の要旨

 
Q記者:白寿荘の開設はいつか。また、その後の流れは。
A市長:東部福祉会館白寿荘は福祉会館として開設して、老朽化のためにこれを廃止して、この機能をリフレッシュプラザ平塚に入れるものです。(白寿荘の)福祉会館単独の機能はなくなりますが、福祉的な機能はリフレッシュプラザ平塚に入れます。
A福祉総務課課長代理:白寿荘の開設は昭和57年5月15日です。
 
Q記者:(白寿荘の)廃止はいつ。
A福祉総務課課長代理:平成29年3月31日です。利用については、3月14日まで。そのあとは、(施設の)中の物品の整理や搬出などがあります。
 
Q記者:白寿荘も温水の施設があったのか。
A市長:環境事業センターでごみを焼却した余熱を利用して、温水を使った浴室等がありました。
 
Q記者:こことは全く違う場所にあったのか。
A市長:白寿荘の中にありました。
 
Q記者:リフレッシュプラザは別の場所になるのか。
A市長:そうです。今度は北東方向に環境事業センターから100メートル離れています。
 
Q記者:環境事業センターの建て替えに伴って、これを造ったのか。それとも、あくまでも白寿荘の代替施設なのか。
A市長:白寿荘の老朽化や大神地区で(環境事業センターの)建て替えに伴う条件がありまして、余熱を利用した施設を造ってほしいという、大神地区との合意がありました。
 
Q記者:ごみ焼却施設はもう完成しているのか。
A市長:完成しています。
 
Q記者:水中トレーニング槽の大きさ、使い方は。
A市長:水槽の大きさは、20メートル×9.1メートルです。一部狭くなっており、7.9メートルになります。深さが1.1メートルです。側面に入水用のスロープと階段があります。あと反対側にベンチを設置し、背面にジェットノズルをつけています。水中のウオーキングやアクアビクスなどの運動を主に行う施設です。
 
Q記者:プールではないのか。
A市長:スポーツ技能の習得や練習ではなくて、機能回復や健康増進の一つとして泳ぐことは可能です。主として泳ぐためのプールではありません。
 
Q記者:白寿荘の建物とは別に新しく造ったということか。
A市長:そうです。
 
Q記者:(白寿荘から)全ての機能が移設されているのか。レストランや飲食は。
A環境施設課長:用途地域が工業専用地域なので、プールができません。また飲食を伴う施設も造ることができません。
 
Q記者:飲食は白寿荘にもなかったのか。
A環境施設課長:ありません。
 
Q記者:白寿荘の建物はどうするのか。取り壊すのか。建物は2階建てか。
A福祉総務課長:白寿荘の跡地利用については、文化財保管庫として使うことが決まっております。建物は2階建てです。
 
Q記者:その建物から北東に100メートル離れたところに新築したということか。
A市長:河川敷に近いところに新築しました。
 
Q記者:利用者の見込みは。
A市長:1日あたり260人から440人。年間では7万8千人から13万2千人ぐらいの利用を見込んでいます。指定管理の募集要項等で出した数字です。
 
Q記者:一般や老人ホーム(団体)への貸し出しは。
A市長:一般の方の利用も可能です。
A福祉総務課課長代理:団体利用もできます。
 
Q記者:(市民の利用方法として)常に講習会を開いているのか、利用したいときに自由に使えるのか。予約は必要なのか。
A福祉総務課課長代理:ほかの福祉会館と同じで、団体登録して利用申し込みで予約していただきます。水中トレーニング槽や多目的室などの部屋に関しては、事業の企画実施を考えています。
 
Q記者:浴室も一般に使えるのか。
A福祉総務課課長代理:使えます。
 
Q記者:利用料は。
A福祉総務課長:健康増進室は一般の方で1回200円、トレーニング室同じく1回200円、浴場320円になります。
 
Q記者:(個人の利用では)予約は必要ないのか。
A福祉総務課長:はい。
 
Q記者:年間のランニングコストは。
A福祉総務課課長代理:平成29年度の運営経費は、9584万8千円を見込んでいます。
 
Q記者:人件費も入っているのか。
A福祉総務課課長代理:入っています。
A市長:これは指定管理料を含めて、全体で9584万8千円です。


 

定例市長記者会見における質疑内容を秘書広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料

平塚市
担当 環境施設課 施設整備・広域担当 久保
電話 0463-21-9763
 

健康・交流を創出する活動拠点
余熱利用施設(リフレッシュプラザ平塚)が完成

 
 環境事業センターのごみ焼却に伴い発生する熱エネルギーを有効活用する余熱利用施設が、完成して3月19日から供用開始となります。供用開始に先立ち2月1日に竣工式を行います。
 施設整備のコンセプトを「健康・交流を創出する活動拠点」と定め、供用開始後は健康増進機能と福祉的機能を有する複合施設として、子どもから高齢者まで幅広くご利用いただけます。
 
 

竣工式

 日時    平成29年2月1日(水)午前10時~11時15分(予定)
 会場    平塚市余熱利用施設(平塚市大神3344番地の4)
 内容    式典、施設内覧
 出席者   落合克宏平塚市長、市議会議員、地元関係者ら約100人
 

施設概要

 名称      平塚市余熱利用施設(愛称「リフレッシュプラザ平塚」)
 敷地面積  3,849.58平方メートル
 延床面積  2,774.13平方メートル
 建物構造  鉄筋コンクリート造、鉄骨造、地下1階・地上2階建て   
 駐車台数  30台(普通車27台、マイクロバス1台、屋根付き身障者用2台)
 駐輪台数  43台(屋根付き自転車37台、屋根付きバイク6台)
 

居室概要

 1階    健康増進室(水中トレーニング槽)、集会室、機能回復訓練室、教養娯楽室等
 2階    浴室、多目的室、トレーニング室、生活相談室、健康相談室、町内福祉村活動室、図書コーナー等
 
 

整備経過

 整備方針(案)パブリックコメント   平成25年度
 整備方針策定             平成25年度
 基本設計・実施設計          平成25年度~平成27年度
 新築工事(建築、衛生・空調、電気)  平成27年度~平成28年度
 

総事業費

 約13億7千9百万円(新築工事、基本設計・実施設計、工事監理等)
 

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