2019年に新たにコレクションとして収蔵された油彩画など73点を紹介。

概要

三岸好太郎《海洋を渡る蝶》1934年 121.3×85.0cm 当館寄託

【特集展】新収蔵品展 国際興業コレクションを中心に
2020年10月3日(土)~2021年2月21日(日)
※会期中展示替があります


◆開館時間 9:30~17:00(入場は16:30 まで)

◆休館日 月曜日(ただし、11/23、2021年1/11は開館し、翌火曜日休館)、年末年始(12/28~1/4)
       ※展示替のため休室12/11(金)、12/22(火)~27(日)

◆観覧料金 一般200(140) 円/高大生100(70) 円
※( ) 内は20名以上の団体料金
※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料
※各種障がい者手帳をお持ちの方と付添1名は無料
※65歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体料金
 (年齢・住所を確認できるものをご提示ください)

◆主催 平塚市美術館

 
担当 江口恒明(当館学芸員)

詳細

このたび平塚市美術館では「新収蔵品展-国際興業コレクションを中心に」を開催いたします。
2019年に新たに当館コレクションとして収蔵された73点を紹介します。中心となるのは国際興業株式会社より寄託を受けた油彩画・日本画60点です。収蔵に先立つ2015年、企画展「画家の詩・詩人の絵」展に三岸好太郎《海洋を渡る蝶》《旅愁》が出品されたことをきっかけに寄託の運びとなりました。これら2点の作品は、夭折の画家・三岸好太郎の代表作に数えられます。三岸は平塚出身の鳥海青児と親しく交友した画家で、当館コレクションと関わりの深い作品が寄託されました。
他方、当館の所蔵作品にはなかった作家が数多く含まれていることが特徴です。これまで、当館では戦前期の油彩画では湘南地域にゆかりのある岸田劉生をはじめ春陽会など在野の画家たちの作品を多く収集してきました。これに対して、今回は岡田三郎助、山下新太郎など明治時代後半に活躍した画家や、東郷青児、岡田謙三ほか官展や二科展に所属した画家の作品が寄託されました。中には、公開の機会が少なく、あまり知られていなかった作品もあります。猪熊弦一郎《海岸婦人》は猪熊の1930年代の特徴を示す貴重な作品といえます。
これらの作品はおそらく同社の応接室や重役の部屋を飾ったものと思われます。穏健で爽やかな風景画や静物画、小品ながら印象に残る人物画を含め、美術館の展示室で鑑賞する人の目も楽しませてくれることでしょう。
このほかの寄贈・寄託作品として、市内大住中学校で教鞭をとったこともあり、現在大阪芸術大学教授をつとめる泉谷淑夫の油彩画、2018年にロビー展を開催した土田泰子の立体作品も紹介します。新たに当館に収蔵された多彩な作品をお楽しみください。
 
泉谷淑夫《悠久・昼の月》 2008年 162.1×227.3cm 当館蔵
福沢一郎《静物(花)》 1938年 90.7×116.5cm 当館寄託

関連事業

担当学芸員によるギャラリートーク


11月21日(土)、12月19日(土)、2021年1月16日(土) 各14:00-14:30 展示室1

※申込不要・要観覧券。
※場合により延期または中止となることがあります。
黒田重太郎《漁村の春》 1912年 45.4×33.3cm 当館寄託
中山巍《時計》 1926年 63.0×52.0cm 当館寄託
東郷青児《花を持つ女》 制作年不詳 117.2×80.3cm 当館寄託 (c)Sompo Museum of Art,20016
三岸好太郎《旅愁》 1934年 121.5×85.0cm 当館寄託

出品目録

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