三筋壺と伊勢型鍋(三筋壺1点、伊勢型鍋1点)

  • 三筋壺と伊勢鍋
さんきんこといせがたなべ さんきんこ1てん いせがたなべ1てん

平塚市指定重要文化財
所有者  平塚市(ひらつかし)
指定   令和4年12月28日
三筋壺  口径11.4cm 高さ25.8cm
伊勢型鍋 推定口径24.0cm 

 北金目塚越遺跡(真田・北金目遺跡群13区、北金目二丁目)から出土した資料。深さ約1mの穴の底近くから、三筋壺の口に半分に割れた伊勢型鍋が蓋をするようにかぶせられ、横倒しになった状態で発見された。三筋壺および伊勢型鍋の製作年代と、その出土状況から、鎌倉時代前期の埋納行為と考えられる。三筋壺については、一部釉薬の剥落はあるものの、完存する初期の常滑製品として、考古資料としても美術工芸品としても価値あるものと評価できる。こうした内容から、鎌倉時代の平塚での地域的・歴史的文化をうかがい知ることのできる貴重な資料といえる。

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