本堂内厨子(付)前立聖観世音菩薩像  1基

  • 本堂内厨子(付)前立聖観世音菩薩像
ほんどうないずし(つけたり)まえだちしょうかんぜおんぼさつぞう

国指定重要文化財
所有者  光明寺(こうみょうじ)
指定   昭和45年6月17日
一間厨子 入母屋造 本瓦形板葺 
 金目観音として知られる光明寺は、大宝2年(702)の創建と伝えられる天台宗の寺院で、坂東33ヶ所霊場の第7番札所である。鎌倉時代には源頼朝の崇敬を得、室町時代には足利尊氏や関東公方(鎌倉府)の保護を受けた。この光明寺の本尊である木造聖観世音菩薩立像は秘仏で、本厨子の中に安置されている。厨子の様式は、鎌倉地方にみられる室町時代後期の典型的な禅宗様である。
 像高85.5cmの前立の像があり、その胎内に次のような墨書銘があることから厨子の造立が明応7年(1498)であることが推定される。
「堂本願善秀上人
 佛本願浄土上人[
 佛本願大青正観音
 明應七年十二月二十七日住持[
 堂くやうハ閏十月十三日[

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