風外慧薫墨画・墨蹟   16幅

  • 風外慧薫墨画・墨蹟
ふうがいえくんぼくが・ぼくせき

平塚市指定重要文化財
所有者  平塚市(ひらつかし)
〔平塚市博物館所蔵〕
指定   平成6年1月20日
 風外慧薫(1568~1654?)は、江戸時代の初期に活躍した曹洞宗の僧である。上野国に生まれ、諸国遍歴の末、小田原近郊を中心に托鉢(たくはつ)生活を送りながら、達磨や布袋(ほてい)などの墨画を数多く描いた。平塚市博物館に所蔵されているのは、55点で、そのうち達磨図5点、芦葉達磨図3点、布袋図4点、自画像1点、書3点が市指定重要文化財になっている。
 風外の作品は、飄々とした略筆のなかに禅の厳しい精神が込められており、江戸時代中後期の白隠慧鶴(はくいんえかく)(1685~1786)・仙厓義梵(せんがいぎぼん)(1751~1837)らのいわゆる禅画と、室町時代水墨画の禅機図(ぜんきず)をつなぐ近世禅林美術の先駆として位置づけられている。

交通案内(JR平塚駅北口より神奈川中央交通バスを利用した場合)

平塚市博物館(平塚市浅間町12-41) 
5番乗り場・田村車庫行、6番乗り場・本厚木駅南口行ほか 「コンフォール平塚前」(旧「日産車体前」)下車 徒歩3分

注意

当文化財は常設展示しておりません

このページについてのお問い合わせ先

社会教育課

〒254-8686 神奈川県平塚市浅間町9番1号 本館7階
代表電話:0463-23-1111
直通電話:0463-35-8123(社会教育担当) /0463-35-8124(文化財保護担当)
ファクス番号:0463-34-5522

お問い合わせフォームへ 別ウィンドウで開く

このページについてのアンケート

このページの情報は役に立ちましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?