絹本着色 法然上人像   1幅

  • 法然上人像
けんぽんちゃくしょく ほうねんしょうにんぞう

平塚市指定重要文化財
所有者  善徳寺(ぜんとくじ)
指定   平成7年10月25日
縦 67.4cm  横 28.8cm
 法然上人(源空 1133~1212)は浄土宗の開祖で、その肖像画は数多く描かれており、本図もその1つである。左を向いて礼盤(らいばん)の上に座し、数珠をつまぐる姿を描いた本図は、法然像の形式としては 最も一般的なもので、京都の二尊院が所蔵する「足曳御影(あしびきのみえい)」の像容を踏襲している。
 上部の賛(画に書き添えた文)は、弟子の勝法房が法然の肖像画を描いたときに、法然自身が書いて授けた賛を引用したもので、「首楞厳経(しゅりょうごんきょう)」にみえる勢至菩薩の悟りの強さを説いたものである。制作年代は、全体の描法や、用いられた絹の特徴などから室町時代前期と推定される。

(賛)
 我本因地以念
 仏心入無生忍
 今於此界摂念
 仏人帰於浄土
  十二月十一日
      源空

交通案内(JR平塚駅北口より神奈川中央交通バスを利用した場合)

善徳寺(平塚市南原3-2-7)
8番乗り場・秦野駅南口行ほか 「南原」下車 徒歩15分

案内地図

  • 善徳寺は南原バス停下車徒歩15分です
  • 善徳寺は平塚市東部の南原地区にあります

注意

当文化財は普段は公開しておりません。

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