紙本墨画淡彩 十六羅漢図 双幅
しほんぼくがたんさい じゅうろくらかんず
平塚市指定重要文化財
所有者 福田寺(ふくでんじ)
指定 平成8年10月1日
各縦 130.0cm 横 56.9cm
平塚市指定重要文化財
所有者 福田寺(ふくでんじ)
指定 平成8年10月1日
各縦 130.0cm 横 56.9cm
十六羅漢とは、仏の正しい教えを守ることを誓った16人の尊者。本図は、山林で修行するこれらの羅漢を、各幅に8人ずつ供養賛嘆する人物や鳥獣などと組み合わせて描いている。
彩色は、羅漢の顔に代赭(たいしゃ)(赤色)と胡粉(ごふん)(白色)を施し、唇には朱を入れてあるものの、他は墨のみで描かれている。
〔桂山〕及び〔東川斎之印〕の印章がある。本図を所蔵する福田寺には、同じ作者の板絵が2面あり、1面には「天保戊戌(9年)秋九月桂山美信写」「桂山美信」の署名と印があり、もう一面には「己亥(天保10年)春 桂山藤原美信」の署名と印があることから、作者の名が東川斎桂山藤原美信であることがわかると共に、制作された年代が天保年間(1830~1844)であることが推定される。
彩色は、羅漢の顔に代赭(たいしゃ)(赤色)と胡粉(ごふん)(白色)を施し、唇には朱を入れてあるものの、他は墨のみで描かれている。
〔桂山〕及び〔東川斎之印〕の印章がある。本図を所蔵する福田寺には、同じ作者の板絵が2面あり、1面には「天保戊戌(9年)秋九月桂山美信写」「桂山美信」の署名と印があり、もう一面には「己亥(天保10年)春 桂山藤原美信」の署名と印があることから、作者の名が東川斎桂山藤原美信であることがわかると共に、制作された年代が天保年間(1830~1844)であることが推定される。
交通案内(JR平塚駅北口より神奈川中央交通バスを利用した場合)
福田寺(平塚市入野12)
3番乗り場・金田公民館行 「成願寺」下車 徒歩5分
3番乗り場・金田公民館行 「成願寺」下車 徒歩5分
案内地図
注意
当文化財は普段は公開しておりません。
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社会教育課
〒254-8686 神奈川県平塚市浅間町9番1号 本館7階
代表電話:0463-23-1111
直通電話:0463-35-8123(社会教育担当) /0463-35-8124(文化財保護担当)
ファクス番号:0463-34-5522