木造 聖観世音菩薩立像  1躯

  • 聖観世音菩薩立像
もくぞう しょうかんぜおんぼさつりゅうぞう

市指定重要文化財
所有者  光明寺(こうみょうじ)
指定   昭和35年3月31日
寄木造 彫眼 素木像高 167.7cm
 金目観音堂の本尊で、厨子内に安置されている。厨子の前には、前立(まえだち)として木造聖観世音菩薩像を置き、眷属(けんぞく)として木造観音三十三応現身立像33躯を祀る。
 造立の年代については、その特定は難しく、平安時代から鎌倉時代までさまざまな説がある。頭部と体部には、部材と作風に差異がみとめられることから、体部を後世の補作とする考えもある。
 台座は、明応2年(1493)に補造されたもので、百人を越える名前の墨書銘がある。中でも太田道灌の名が目を惹くが、僧侶はもちろん百姓の名もあり、僧俗ともに女性と思われる名も多く目に付く。広範な階層の人々が、明応年間の光明寺再建事業を援けたことがわかる。

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