木造 観音三十三応現身立像  33躯

  • 三十三応現身立像
もくぞう かんのんさんじゅうさんおうげんしんりゅうぞう

市指定重要文化財
所有者  光明寺(こうみょうじ)
指定   平成12年9月30日
一木造 彫眼 彩色
像高 53.5~60.8cm
台座高 15.7~17.7cm
 本堂内の脇壇に安置されている。
 観音経によれば観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)は教えを説く相手や場所に応じ33身の姿に変化するといい、それを三十三応現身と呼ぶ。
 本寺の像は、簡潔かつ素朴な作風が認められ、衣や甲冑の彫りは浅めである。相好(そうごう)は全体に穏和で、やや不均衡な尊体ながら、抑えた動きが特徴的である。手や持物(じもつ)を欠失する像が多く、 総ての尊名を明確にすることは、現状では難しい。
 造立は室町時代初期と推測される。童女身像の底部に明応7年(1498)の彩色銘があるが、造立時の銘ではなく、修理時のものと考えられる。

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