木造 薬師如来立像 1躯
もくぞう やくしにょらいりゅうぞう
市指定重要文化財
所有者 宝積院(ほうしゃくいん)
指定 昭和45年6月13日
寄木造 玉眼嵌入 漆箔
像高 149.1cm
市指定重要文化財
所有者 宝積院(ほうしゃくいん)
指定 昭和45年6月13日
寄木造 玉眼嵌入 漆箔
像高 149.1cm
本像は、もともと上平塚の鎮守であった梵天社(現八雲神社)の本地仏(ほんじぶつ)で、江戸時代には すでに宝積院の薬師堂に安置されていたことが、『新編相模国風土記稿』に記されている。
日本の本地垂迹(ほんじすいじゃく)思想では、特定の神々と仏・菩薩を結びつけ、神社に仏教尊像を本地仏と称して祀ることが広く行われた。本像もその例の1つといえる。
やや低めの頭髪部、曲線を描く髪際、整った目鼻だち、衣の皺の複雑な表現など、中世の仏像に典型的にみられる宋元風の特色を有している。
鎌倉時代の仏像に比べ、いくぶん写実性が薄らいでいる点から、造立年代は南北朝時代と考えられる。
日本の本地垂迹(ほんじすいじゃく)思想では、特定の神々と仏・菩薩を結びつけ、神社に仏教尊像を本地仏と称して祀ることが広く行われた。本像もその例の1つといえる。
やや低めの頭髪部、曲線を描く髪際、整った目鼻だち、衣の皺の複雑な表現など、中世の仏像に典型的にみられる宋元風の特色を有している。
鎌倉時代の仏像に比べ、いくぶん写実性が薄らいでいる点から、造立年代は南北朝時代と考えられる。
交通案内(JR平塚駅北口より神奈川中央交通バスを利用した場合)
宝積院薬師堂(平塚市上平塚7-18)
10番乗り場・高村団地行(市民病院経由も可)ほか 「上平塚」下車 徒歩5分
10番乗り場・高村団地行(市民病院経由も可)ほか 「上平塚」下車 徒歩5分
案内地図
注意
当文化財は普段は公開しておりません。
このページについてのお問い合わせ先
社会教育課
〒254-8686 神奈川県平塚市浅間町9番1号 本館7階
代表電話:0463-23-1111
直通電話:0463-35-8123(社会教育担当) /0463-35-8124(文化財保護担当)
ファクス番号:0463-34-5522