木造 地蔵菩薩坐像 1躯
もくぞう じぞうぼさつざぞう
市指定重要文化財
所有者 善徳寺(ぜんとくじ)
指定 平成4年3月5日
寄木造 玉眼嵌入 肉身部漆箔 着衣部褐色漆塗
像高 50.4cm
市指定重要文化財
所有者 善徳寺(ぜんとくじ)
指定 平成4年3月5日
寄木造 玉眼嵌入 肉身部漆箔 着衣部褐色漆塗
像高 50.4cm
本像を安置していた中原地蔵堂の開創は、記録がなく詳らかではないが、前所有者の磯部家の家伝によれば、慶長2年(1597)ごろだという。胸部をかなりはだけ、右手に錫杖、左手に宝珠を持ち、左足をやや前に出して蓮台上に座す。
鎌倉時代後期に流行った彫刻様式である宋元風の特徴は見当たらず、張りのある男性的な顔だち、彫りの深い写実的な衣の皺、量感に富む体躯などに運慶風の特徴がよく表れており、造立年代は13世紀と推定される。
また、胎内の前面に、
「 □造宇
正長二年八月 日
佛師珠龍」
との墨書銘があり、正長2年(1429)8月に修理されたことがわかる。
平成26年に磯部家より善徳寺に寄贈された。
鎌倉時代後期に流行った彫刻様式である宋元風の特徴は見当たらず、張りのある男性的な顔だち、彫りの深い写実的な衣の皺、量感に富む体躯などに運慶風の特徴がよく表れており、造立年代は13世紀と推定される。
また、胎内の前面に、
「 □造宇
正長二年八月 日
佛師珠龍」
との墨書銘があり、正長2年(1429)8月に修理されたことがわかる。
平成26年に磯部家より善徳寺に寄贈された。
交通案内(JR平塚駅北口より神奈川中央交通バスを利用した場合)
善徳寺(平塚市南原3-2-7)
8番乗り場・秦野駅南口行ほか 「南原」下車 徒歩15分
8番乗り場・秦野駅南口行ほか 「南原」下車 徒歩15分
案内地図
注意
当文化財は普段は公開しておりません。
このページについてのお問い合わせ先
社会教育課
〒254-8686 神奈川県平塚市浅間町9番1号 本館7階
代表電話:0463-23-1111
直通電話:0463-35-8123(社会教育担当) /0463-35-8124(文化財保護担当)
ファクス番号:0463-34-5522