金目観音堂二(仁)王門

  • 二(仁)王門
かなめかんのんどうにおうもん

市指定重要文化財
所有者  光明寺(こうみょうじ)
指定   昭和60年11月25日
桁行 784.8cm  梁行 424.2cm
八脚門 入母屋造 銅板葺
 昭和62年(1987)の解体修理の際、多数の墨書銘が発見され、元禄11年(1698)に本堂に引き続いて解体修理が施されていたことがわかった。解体された部材の内、柱・頭貫(木鼻を除く)・斗きょうの一部が元禄年間より古いことがわかり、その形態から室町時代末期(16世紀中頃)のものと推測できる。
 中に木造金剛力士立像を祀る。二王とは、仏法守護のため寺門の両脇に立つ2人の金剛神をいう。この金剛力士像の胎内にある「二王再興」の墨書銘に、仏師の名と共に「大工明王太郎末孫吉宗」と脇大工の名があることから、明応2年(1493)に、二王の修理と共に二王門の再建あるいは修理が行われたことがわかる。ただ、前記の元禄以前の部材がこのときに遡るかどうかはわからない。

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