清田家(尼屋)文書 6通
せいたけ(あまや)もんじょ
市指定重要文化財
所有者 個人
(平塚市博物館寄託)
指定 昭和37年2月8日
市指定重要文化財
所有者 個人
(平塚市博物館寄託)
指定 昭和37年2月8日
いずれも小田原北条氏の印判状。これらの文書を伝える清田家(尼屋は屋号)は須賀の古くからの有力者で、小田原北条氏が支配していた時代は、須賀の小代官をつとめていたと考えられる。
相模川の河口に位置する須賀は、水上交通の要衝で、小田原北条氏が設けた浦伝制(物資などを浦から浦へと船送りする制度)の浦(伝馬制の宿駅に当たる)の1つであったとみられる。また、漁村としての1面もあった。
本文書は、戦国時代の須賀のこうした性格をうかがうことができるとともに、漁民に対する課役や農民統制に関するものがあり、小田原北条氏の領国支配の一端を垣間見ることができる。
6通の文書は次のとおり。(各印判状の後は宛先)
相模川の河口に位置する須賀は、水上交通の要衝で、小田原北条氏が設けた浦伝制(物資などを浦から浦へと船送りする制度)の浦(伝馬制の宿駅に当たる)の1つであったとみられる。また、漁村としての1面もあった。
本文書は、戦国時代の須賀のこうした性格をうかがうことができるとともに、漁民に対する課役や農民統制に関するものがあり、小田原北条氏の領国支配の一端を垣間見ることができる。
6通の文書は次のとおり。(各印判状の後は宛先)
- 北条氏康印判状(須賀郷田中)
- 北条氏康印判状(須賀之郷清田)
- 北条氏印判状(須賀郷代官・船持中)
- 北条氏印判状(須賀 田中・清田)
- 北条氏政印判状(須賀 小代官・船持中)
- 北条氏印判状(須賀小代官・船持中)
注意
- 現在、当文化財は平塚市博物館にてお預かりしております。
- 当文化財は常設展示しておりません。
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社会教育課
〒254-8686 神奈川県平塚市浅間町9番1号 本館7階
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