前鳥神社祭事

  • 前鳥神社祭事
さきとりじんじゃさいじ

市指定重要文化財
保持者  前鳥神社祭事保存会
  (さきとりじんじゃさいじほぞんかい)
指定   昭和54年2月20日
 前鳥神社には、次の3つの古式神事が残っている。
  1. 麦振舞(むぎふるまい)神事〔国府祭(こうのまち)は5月5日、御例祭(宵宮)は9月27日開催〕…神輿発輿に先立って行われる。神輿を社殿正面に据え、仕丁(供奉の者)が左右に並んで座す。神官祝詞(のりと)奏上後、氏子総代が神酒を分け、続いて馳走が折敷(おしき)の里芋の葉に盛られる。仕丁はこれを食し、 雄叫びを上げ立ち上がり神輿を担ぐ。
  2. 神輿宮入〔御例祭は9月28日開催〕…各町内を渡御した神輿が神社参道に着くと、出迎えた氏子・役員たちが肩衣裃に威儀を正し、提灯を持って誘導する。神輿が神域内に入ると、待ち受けていた氏子総代が白絹でつくった「奠之綱(引き綱)」を結び、この綱を持って誘導する。拝殿に至り「奠之綱(でんのつな)」は神官に手渡され、神輿は還幸する。
  3. 日本武尊(やまとたけるのみこと)之舞〔節分祭は2月3日、御例祭は9月28日開催〕…社宝である日本武尊の木面を着け、神剣を佩(は)いて神楽形式によって舞う。

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