そめきん(アドバイザー派遣結果)

最終更新日 : 2018年10月26日

支援店舗の紹介

そめきんは創業100年以上続く、老舗の祭用品専門店です。平塚のお祭りはもちろん、茅ヶ崎や大磯だけでなく県外からも多くの方にご利用され、日本のお祭りを支える一翼を担っています。家族で代々お店を続けているそめきんでは、顔馴染みのお客様も多く、店員間でもお客様ニーズがしっかりと共有されていることも強みです。移り変わるお祭り衣装を実際の祭りを見学し、ニーズを日々勉強されている、意欲的な店舗です。

そめきんへの指導内容

今回は、アドバイザーのROKOPLANNING 店舗プロデューサー野村ヒロコ氏との話し合いの中で、商品数が多い中で販売空間の効果的な活用、店内商品PRのしかけづくりを検討しました。

1.店内レイアウトの変更

 店内入口周辺にも商品が密集している状態だったので、入口はお店の顔であることを意識するよう指導、入口周辺の商品を間引きました。商品在庫についても整理がされておらず、販売スペースに置かれていたものをバックヤードを活用、収納したため、店内入口から奥まで一望できるようになりました。什器について、身長より高いものが置かれていたため、目線が行きにくく圧迫感を生んでいました。身長より高い什器を撤去し、店内の圧迫感の解消を図りました。(写真左は什器撤去前、写真右は什器撤去後)
  • 什器撤去前
  • レイアウト変更後

2.付加価値を演出した販売方法の指導

 ただ商品を販売するのではなく、お店のコンセプトである「祭り」を連想させる商品陳列を指導しました。着物のディスプレイを入口に置き、来店したお客様にイメージ付けできるように演出、店内に展示している神輿の写真を強調することによって祭りのイメージの刷り込み効果をアドバイスしました。(写真左はディスプレイ:特に子どもたちの試着は大変であるため、子どもたちの着用がイメージできるように展示。写真右:展示されている神輿の写真)
  • ディスプレイ写真
  • 神輿の写真

3.自店の強みを活かしたコンテンツの提案

 神事ならではの御祈祷商品の開発、甚平等の着こなし方提案、ペット用の祭り商品の導入など「祭り」を取り扱っているからこそできる商材のアドバイスや、また小物類が商品によって売れるものが異なるため、小物類を効果的に販売する販促の一つとして、福袋にして販売することを提案しました。

支援の効果とオーナーからのメッセージ

 商品の配置替えを行い、在庫を整理することで商品をより効果的に見せることができ、お客様が商品を手に取ってもらえる機会が増え、お買い物をより楽しめるようになったように感じます。また、不要な什器を撤去し、店内が広くなったことでお客様の滞留時間も長くなりました。
 自分たちでは気付けなかった、自店の強みを活用した販促方法を指導いただいたので、今後は他の事業者や神社等とも協業し、新商品等にも取り組んでいきたいと思います。

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