漁師さんへのQ&A

   
Q1. 1年間で1番獲れる魚はなんですか?
A. 10年ほど前まではイワシが1番獲れる魚でしたが、最近はアジ、シラス、サバもよく獲れます。2010年はサバが1番よく獲れた魚で、1年間で約400トン獲れました。海の状況は日々変化しているので、年毎に獲れる魚が変化します。
 
Q2. 時期によってどんな魚が獲れますか?
A. 春:あじ・カマス
夏:トビウオ・シイラ
秋:さば・ソウダカツオ・イナダ
冬:イカ・ヤリイカ・カワハギ
が中心となります。 シラスは3月~11月ごろまで漁があります。 よく獲れる時期と、その魚が美味しい時期が違う場合もあります。ヒラメは真夏の時期以外に平均して獲れますが、旬は冬で他の季節よりも美味しいです。

Q3. 1日に何キロくらい獲れますか?
A. 2~3トン獲れる日もあれば、100キロしか獲れない日、全く獲れない日もあります。真夏の定置網では5トンを越える漁を記録したこともあります。
Q4. 1年間で何トンくらい獲れますか?
A.
 
350~800トンくらいの魚が獲れます。2010年、平塚の海では609トンの魚が獲れました。
 
Q5. 最近の1番の大物の魚は何ですか?
A.

2005年の5月に2メートルをこえる大きさのマンボウが獲れました。夏場に平塚海岸の沖合10kmほどに出ると、10mのマッコウクジラやイルカの群れを見ることもできます。

 

 
Q6. さし網では、1年間でどのくらい獲れますか?
A. 3~10トンくらい獲れます。定置網にくらべて獲れる量は少ないですが、ヒラメやカレイなど高く売れる魚を獲ることができます。
 
Q7. 漁に出て、事故はありますか?どんな事故ですか?
A. やはり自然と共に仕事をしているので事故が無いように、船の点検をしたり道具の整備に気をつかったりしているので、事故はありません。しかし、揺れる船の上での作業なので手を切ったり、すりむいたりすることはよくあります。
 
Q8. 荒波は怖くないですか?雨が降っても漁に出かけるのですか?
A. 基本的に海が荒れているときは漁にはでられないので怖くはないですが、荒れた日に海に出なくてはいけないときもあります。そんなときはとても緊張します。
雨・雪はまったく問題ないです。海が荒れていなければ毎日漁にでます。
 
Q9. 漁師さんにとって怖い事ってなんですか?
A. 8番の答えと重なりますが、海が荒れた日に沖に出なくては行けないときがたまにあります。海の状況が悪く、沖に仕掛けてある網を 一時避難させなくてはいけないときがその時です。そんな中、海に出ていくときはとても自然の力強さ怖さを感じます。
Q10. 船の最高速度はどのくらいですか?
A. 定置網漁の船の平均速度は10ノット(1秒間に5m進むくらい)の速さです。
最高速度は20ノットぐらい(時速40kmの自動車と同じくらい)の速さです。
※ノットとは船や飛行機で使われる速度の単位。1ノットは1時間で約1,852m(1海里)進むスピードで、1海里は地球の中心角1分(1度の60分の1の角度)の角度に対する 子午線の長さです。
海の上では地球の丸さを考えに入れて航海するので、ノットを使うほうが便利なのです。
 
 
Q11. 冷凍庫はどのくらい広いですか?魚はどれくらい入りますか?
A. 平塚魚市場の冷凍庫は温度がマイナス15℃の部屋とマイナス45℃の二つの部屋があります。マイナス15℃の部屋は 学校の教室の半分くらいのひろさで、マイナス45℃の部屋は学校の教室とほぼ同じぐらいの広さです。この中に最大10トンもの魚を冷凍しておくことができます。マイナス45℃の部屋には冷凍のマグロが保存されていて、長いものだと半年以上保管しているマグロもあります。ほとんどの魚は新鮮であればあるほど旨いのですが、マグロの場合は冷凍庫でしばらく熟成することで旨みが引き出されます。
Q12. 冷凍庫に入って風邪はひきませんか?
A. しっかりと厚着をして冷凍庫に入るので風邪はひきませんが、1時間以上も冷凍庫の中で仕事をするときは、体のつらさを感じることもあります。
 
Q13. 魚を新鮮に保つには凍らせるのが1番よいですか?何度くらいに保つのですか?
A. 新鮮に保つ為に、漁業関係者は様々な努力をしています。その1つとして冷凍保存があります。他には、平塚の漁業者も行っていますが、ばい菌を殺した冷たい海水を作ったり、水揚げしたらすぐに氷づけにしたりと鮮度を落とさないように努めています。

 

Q14. 平塚で漁業をやっている方は何人ですか?
A. 漁師と言われる方々は約50人います。他には漁師さんがとってきた魚を魚屋さんに売る人、魚屋さん、漁港を管理する人など200~300人ぐらいの人々が平塚の漁業に携わっています。それぞれ自分たちの仕事を分担して美味しい魚がみんなのところに届くよう力を合わせてがんばっています。
Q15. 冬の寒いとき、どんな服装で漁にでるのですか?
A. 冬は陸の上でも寒いですが、海の上ではもっと寒いです。しかし、寒いからといってたくさん服を着ると動きにくくなってしまい、魚を獲る作業がやりづらくなります。カッパ、長靴を基本装備としてタイツやフリースなどを下に着用して体温が奪われないよう努めています。漁師さんはよく「みんなが食べるおいしい魚を獲るためなら寒さも忘れるよ」と言っています。



Q16. この仕事で1番うれしいこと、1番辛いことは何ですか?
A. 漁に出て、たくさん魚が獲れたときが嬉しいです。また、それを市民のみなさんがおいしいと言ってきれいに食べてくれていると思うともっと嬉しくなり、力が涌いてきます。
逆に辛いことは漁に出ても全く魚が獲れないときです。やはり自然相手なのでいつもたくさん魚が獲れるとは限りません。潮の流れが速すぎて網を引き上げることができなかったり、引き上げても魚が少なかったりすることもよくあります。


 
Q17. 漁師さんは何時頃寝て、何時頃起きるのですか?
A. 21時に寝る。1時に起床。13時から15時まで休憩します。海が荒れているときは、漁には出られませんが網の修理をしたり船の整備をしたりします。
 
Q18. どうして漁師という仕事を選んだのですか?
A. いろいろな人がいます。お父さんが漁師だったからという人や海が好き、魚が好きなど・・・。しかし好きだけでは漁師はつとまりません、寒い日、みんなが寝ているころ海に出ていくのです。魚を獲る人がいなくなるとみんながおいしい魚を食べることができなくなる。船と網をうまく使ってみんなにおいしい魚をたべてもらいたいからという人が多いです。
 
Q19. 漁師さんのごはんのおかずはほとんど魚ですか?
A. 魚を食べることが多いです。もちろん肉も食べますよ。魚を食べる機会が多いので様々な調理法を知っていますよ。
   
   
 
 
Q20. 1番美味しい魚は何ですか?
A. 好みによって様々ですが、私(定置網の親方さん)は、新鮮アジをたたきにして、ごはんと一緒に食べるがおいしですね。また干物にしてもいいですね。
 
Q21. 辛くて 漁師の仕事をやめようと思ったことはありますか?
A. ありません。が魚が獲れなくて辛いときは少し考えてしまいます。やはり自然には勝てませんね。

Q22. 今までの漁で珍しい魚は何ですか?
A.

海ガメ・ミンククジラ・ジンベイザメなどを目撃したこがあります。貴重で保護が必要とされている生物(クジラ等)が網にかかった場合は、逃がしてあげるよう法律で定められています。

 

Q23. 何の魚を中心に獲っていますか?
A. 今、平塚の海で行われている漁業の中心は定置網漁業という漁業法で、海に仕掛けた巨大な網に魚達が迷い込むのを待つ漁法です。この定置網でよく獲れる魚はアジ・サバ・イワシです。その他、シラスもたくさん獲れます。シラスをい草の上で干した「たたみ いわし」は平塚の名産品になっています。
 
Q24. 平塚でマグロは獲れるのですか?
A. マグロは体が大きく泳ぐのがとても速い魚なので、海岸近くの浅い海よりも大きく広い海を好みます。平塚の 漁師さん達は海岸から約3km以内の海で魚を獲っていますので、大きなマグロに出会う機会は少ないでしょう。
 

          

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