制度導入の意義や裁判員の役割などを学ぶ 平塚市幹部職員に「裁判員制度」説明会を開催

平成20年5月2日

 
平塚市
担当 企画部 企画課 企画調整・統計担当
電話 0463-23-1111 内線2157
 

制度導入の意義や裁判員の役割などを学ぶ 

平塚市幹部職員に「裁判員制度」説明会を開催

 
 
 被告人の有罪・無罪について判断する刑事裁判に国民が参加する「裁判員制度」。
 平塚市は約1年後の開始を前に、裁判員制度の仕組みや裁判員の役割などについて学ぶ説明会を開催しました。
 市職員を対象に初めて開いた説明会には、部課長など約100人が参加。横浜地方検察庁から招いた講師の説明に熱心に耳を傾け、制度の概要を習得するとともに、国民の司法参加の意義や効果、裁判員の選び方などについて理解を深めました。
 平塚市では市民を対象にした講習会も実施しています。平成19年度には市内公民館や自治会役員などを対象に延べ計8回実施し、420人を超す市民が参加。このほか、DVDの貸し出しなどを通じて「裁判員制度」の周知を図っています。

平塚市職員向け説明会の概要 

日時  平成20年5月2日(金)午後2:00~4:00
 
場所  平塚市教育会館 3階 大会議室
 
参加者  部長・課長など計103人
 
講師  横浜地方検察庁検察広報官 大石高人 氏
 
◇裁判員制度説明
制度の導入目的/裁判員の人数と選び方/刑事裁判の流れ/裁判員の役割など
 
◇裁判員制度広報用ビデオ上映
 
◇質疑応答 (主な質問)
  • 裁判員として出廷した際、法律上の特別休暇制度などは定められているのか?
  • 裁判員制度が導入されるのは一審だけか?
  • 審理には連続した数日間出席する必要があるのか?
 

市民向け講習会の実績(平成19年度 受講者424人)

◇市民大学講座 (中央公民館・受講者31人)
テーマ 「裁判員制度講習」
内容  司法制度改革・裁判員制度の説明、裁判傍聴・検察庁見学など
 
◇地区公民館での説明会
大野・松が丘・神田・横内・大神・土屋の計6館で開催 (受講者191人)
※富士見公民館は平成18年度(受講者14人)に実施
 
◇平塚市自治会連絡協議会での研修会
自治会役員などを対象に説明会を開催 (受講者202人)
 

≪裁判員制度≫

殺人や傷害致死、現住建造物等放火など重大事件の刑事裁判に、選挙人名簿から無作為に選ばれた20歳以上の国民が裁判員として参加する制度。原則として裁判員6人と裁判官3人で、有罪、無罪の判断や量刑を決める。70歳以上や学生、重い病気や親族の介護・養育のほか、政令で定めた「やむを得ない事由」があれば辞退できる。
 
 
  • 裁判員制度説明会の写真