前年度に引き続き特別早期発注等を実施します
平成23年2月15日
平塚市
担当 総務部 契約検査課 工事担当 天利
電話 0463-21-8780
前年度に引き続き特別早期発注等を実施します
平塚市では、経済対策の一環として、前年に引き続き特別早期発注(ゼロ市債)、や最低制限価格などの時限措置の延長等を実施します。建設業を取り巻く経営環境は、公共事業の削減など依然厳しい状況にあります。
この見直しにより、受注者の経営基盤の安定や雇用の確保が見込まれます。
平成22年度に実施した見直し内容
特別早期発注(ゼロ市債)の実施、前払金の基準額の引き下げ、入札・契約制度の最低制限価格及び低入札調査制度の調査基準価格の時限措置の延長、現場代理人の常駐義務緩和の条件拡大、工事成績等活用型一般競争入札の試行等。
特別早期発注(ゼロ市債)
前年度に3月補正予算で債務負担行為を設定し、当初予算に事業費を計上する工事を前倒し発注することで、3月中に契約し、4月から工事に着手できます。このことにより、中小企業者は「工事の端境期」となる4月、5月の仕事量を確保することができます。
また、受注した業者は、早めの資機材の購入、人材の確保が可能となり、融資を円滑に受けられるなど、企業活動そのものを活性化させる効果もあります。
工事 |
委託 |
計 |
|||
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件数 |
金額(請負) |
件数 |
金額(請負) |
件数 |
金額(請負) |
15件 |
347,956千円 |
4件 |
181,000千円 |
19件 |
528,956千円 |
建設業等への育成支援等
前払金の基準額の時限措置の延長(平成24年3月31日まで)
前年に中小企業者の支援策として、より多くの中小企業者が資金調達を円滑化できるように前払金の基準額を当該契約金額の1件300万円以上から、1件150万円以上に引き下げましたが、時限を1年延長します。
工事の最低制限価格及び低入札調査制度の調査基準価格、工事の低入札価格調査制度の最低限度額、工事に係るコンサルタント業務の最低制限価格の時限措置の延長(平成24年3月31日まで)
建設業を取り巻く経営環境が依然厳しいことから、時限を1年延長します。
地域貢献企業及び優良企業の育成
社会貢献等評価型一般競争入札
平塚市と災害時の復旧に対する協定を結んでいる者を条件とした一般競争入札を引き続き試行します。
工事成績等活用型一般競争入札の試行
平塚市発注工事の成績等を評価することで、施工管理能力、技術力、品質等の向上につながるとの考えから、平成22年7月から入札参加者の資格に、工事成績等による優遇措置を付して行う「工事成績等活用型一般競争入札」の試行を開始しました。23年度についても引き続き行います。
公正性の向上、品質確保
総合評価方式の試行の実施と種類の拡大
総合評価方式は、簡易型と特別簡易型で試行しているが、標準型を追加する。
樹木保護管理委託の最低制限価格の導入
品質確保の試行として、樹木保護管理委託の最低制限価格の導入を行う、計算方法は、予定価格×75%=最低制限価格とする。
総合評価方式
標準型 構造上の工夫や特殊な施工方法を含む高度な技術提案を求め、工事の品質をより高めることを期待する工事で、施工技術難易度や現場条件難易度が特に高く発注者が、技術提案を求めたい場合に適用するタイプ
簡易型 施工技術難易度や現場条件難易度が高く、発注者が施工計画に係る技術的所見を求めたい場合に適用するタイプ
特別簡易型 施工技術難易度や現場条件難易度がある程度高いが、技術的な工夫の余地が小さく、施工計画に係る技術的所見を求めることを要さない場合に適用するタイプ
適用日 平成23年4月1日