5月の寄贈品コーナー「加藤あき植物観察画展」開催

平成18年4月28日

平塚市

担当 博物館 学芸担当 松本

電話 0463-33-5111

 

5月の寄贈品コーナー「加藤あき植物観察画展」開催

 

主催 平塚市博物館

 

日時 平成18年5月3日(水) ~ 6月4日(日)まで

 

場所  平塚市博物館 寄贈品コーナー(平塚市浅間町12-41)

 

事業内容

 加藤あきさんは、大正2年10月に静岡県にお生まれになり、92歳になられた今もお元気で山北町に住まわれています。小学校の教壇に立たれて後、昭和40年から身近な草木の写生を始められ、1000種類、2000種類と描き続けました。その素朴でおおらかな画風と、正確な観察は専門家の注目するところとなり、『花が好き人が好き』(1984年講談社)、『花との出あい』(1985年講談社)、『花がともだち連れてきた』(1989年大和書房)の3冊の本を出版されました。書名からも伺えるように、加藤さんのまわりには花好きな人の訪れが絶えず、その人柄は多くの方に愛されています。

 このたび、ご縁があって、描き続けてこられた作品3115点を一括して平塚市博物館に寄贈していただくことになりました。博物館では、これらの作品を末永く保存するとともに、植物観察の参考資料として活用させていただきたいと考えています。

 

展示物
 水彩画 72点
 今回展示される花の種類  クマガイソウなど 72種類

 

特徴
 加藤さんの絵は、花の雰囲気を写すというだけでなく、花のつくりや、根まで含めた植物の全形をきめ細かく観察して描かれている点に大きな特色があります。観察の目を深めていくためのスケッチとして、非常に参考になるという点から植物観察画展と銘打ちました。

 

入場無料
 

  • クマガイソウの水彩画の写真
  • オドリコソウの水彩画の写真