AEDを使用した救命救急活動に消防長表彰

平塚市
担当　消防総務課消防総務担当　松尾
電話　0463－21－9725
 

AEDを使用した救命救急活動に消防長表彰

　平成23年4月に、平塚市内で発生した救急事案に際し、緊急の事態にも慌てず、AEDを使用し、迅速で的確な救命処置を行った小嶋久義さん、中尾友亮さんの2人を平塚市消防長が表彰します。

 

表彰式

日時　平成24年1月11日（水）午後2：00～2：15
場所　平塚市消防本部　消防庁舎2階　屋内訓練室（平塚市浅間町9番1号）
受賞者　
　株式会社ベルマーレ　チーフトレーナー
　小嶋久義（こじまひさよし）さん　37歳　　（平塚市在住）
　株式会社ベルマーレ　トレーナー
　中尾友亮（なかおゆうすけ）さん　31歳　　（平塚市在住）
　出席者　
　平塚市　細野文夫消防長、消防署長、消防各課長

 

救命救急活動の概要

　平成23年（2011年）4月12日（火）13時30分頃、平塚市中堂の馬入サッカー場においてサッカーの試合中に78歳の男性が突然倒れ心肺停止となったものです。
　サッカー場内に人が集まっていたので、株式会社湘南ベルマーレ　トレーナーの2人が駆け付けたところ男性が倒れていたため、観察すると意識、呼吸及び脈拍が無いことを確認しました。すぐに心肺蘇生法（人工呼吸、胸骨圧迫）を実施し、もう1人がAEDを取りに行きました。
　AED到着後、パッド装着を実施し解析をした結果、除細動適応の指示が出たため除細動を1回実施したところで救急隊が到着しました。
　救急隊到着時には、既に心拍及び自発呼吸は再開していましたが、意識は戻らない状態ではありました。しかし、脈拍及び血圧は充実していたため、補助換気を実施しながら搬送したものです。
　この男性については、現在社会復帰して予後良好な状態です。
　心肺停止状態となった男性に対し迅速かつ的確に一次救命処置を施し救急隊へ引き継ぎ、男性の一命を取り留めたばかりか社会復帰できるまでに回復したのは2人の功績であり、その活動は表彰に値するものです。