4月定例市長記者会見 平塚市新庁舎1期工事が完成

平成26年4月23日

平塚市新庁舎1期工事が完成
平塚市側の説明

落合克宏市長:

  「平塚市新庁舎1期工事が完成」について説明させていただきます。
 平塚市新庁舎は、5月21日に1期工事が完成します。昭和39年に竣工した現在の庁舎は今年で50年目を迎えまして、耐震性の不安、狭あい化や分散化などによる市民サービスの低下やバリアフリーなどの課題を抱えています。そのため、平成23年度から新庁舎の建設を進めています。既存庁舎を使用しながら段階的に工事を行うため、全体を2期に分けて行っています。1期工事は現庁舎南側の駐車場、議事堂跡地などを利用して、庁舎棟の高層部と低層部の一部を建設しており、5月21日に完成します。
 また、2期工事は庁舎棟の残りの低層部と駐車場棟を建設したうえで外構工事を行い、全体の完成は平成28年度末となります。
 庁舎棟建築概要については表をご覧いただきたいと思います。敷地面積が約16411平方メートル、延床面積が1期工事完成時で約24558平方メートルとなります。なお、全体工事が完成したときは、階数については、地上8階、地下2階となり、構造としては免震構造で鉄骨鉄筋コンクリート造でございます。
 新庁舎建設経過及び予定については資料のとおりです。
 新庁舎1期工事完成記念式典については、6月8日の日曜日に実施します。記念式典については、10:00~11:30に実施し、市民見学会については同日の13:00~16:00に実施をする予定です。
 移転スケジュールについては、1期工事完成に伴い、現在の市役所本館、東・西・南附属庁舎、新館及び消防庁舎の防災危機管理部の機能を新庁舎へ移転します。6月27日~7月21日の4週の末に、段階的に移転を実施し、新庁舎での業務を始めます。
 移転業務に伴い、市民の皆様には、御迷惑と御不便をおかけしますが、御理解、御協力をお願いいたします。
 「コンセプト」および「国庁舎との合築」についてはご覧の資料のとおりです。


 

質疑内容の要旨

Q記者:市民見学会の対象人数は決まっているのか?
A市長:市民全体に呼びかけて、見ていただく予定になっています。
A庁舎管理課長:見学会に来ていただいた方は、全員ご覧いただくことができます。

Q記者:(記念式典の)テープカットは誰がする予定か?
A庁舎管理課長:今のところ、(式典の)招待者を調整中ですので、現時点では未定です。

Q記者:新庁舎の一部供用開始の日程は具体的には決まっているのか?
A庁舎管理課長:6月末から4回、週末を利用して引っ越し作業を行う予定です。全体の引っ越しが完了するのが7月21日の海の日までを想定していますので、7月22日に一部供用開始となります。

Q記者:総事業費はいくらか?
A市長:平成26年度の第1期工事完成までに、国の負担分も含めて、約86億円程度を見込んでいます。全体完成までに、国の負担分も含めて、139億円程度を見込んでいます。

Q記者:国の負担はいくらか?
A庁舎管理課長:全体工事完成時点で約14億円です。

Q記者:現庁舎と比べどのくらい面積が増えるのか?
A市長:後程データでお送りします。

※新庁舎(税務署分を含めた面積)は現庁舎の1.48倍です。

Q記者:庁舎内に喫煙所は設けるのか?
A総務部長:喫煙所は設ける予定です。ただ、全体完成ではございませんので、今後1期工事完成部分において、どのような形で設けるのか調整中です。

Q記者:庁舎の中に設置するのか?
A総務部長:敷地内のどこかに設けます。

Q記者:1期工事の段階で設けるのか?
A総務部長:1期工事の段階でもそうですし、全体完成後も敷地の中に喫煙所を設ける予定です。

Q記者:コミュニティラウンジが使えるようになるのはいつからか?
A庁舎管理課長:1期工事完成後から使えるようになります。4階から7階に設置する予定ですので、ここ(ラウンジ)は1期工事完成で出来上がります。

Q記者:市民の方が自由に使ってもよいということなのか?
A庁舎管理課長:そうです。

Q記者:それは7月22日からということでよいのか?
A庁舎管理課長:そういうことです。

Q記者:市民が使用する場合は予約等が必要となるのか?
A庁舎管理課長:オープンスペースに打ち合わせテーブルがいくつも置いてある感じですので、例えば、職員と市民がそこで打ち合わせをしたりとか、協働スペースとして考えていますので、一緒に事業を進めていくときに活用していただければと思います。

Q記者:席数はどのくらいになるのか?
A庁舎管理課長:席数については、家具等を調達しているので、正確な数は決まっていません。

Q記者:各部署等の窓口の近くに設置するのか?
A庁舎管理課長:庁舎の中央部分にある吹き抜けの近くに設置しますので、どの部署からも同じくらいの距離となります。

その他の質問

特にありませんでした。 

※定例市長記者会見における質疑内容を秘書広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料

平塚市
担当 庁舎管理課 有我
電話 0463-21-9608
 

平塚市新庁舎1期工事が完成

 
 平塚市新庁舎は、5月21日に1期工事が完成します。昭和39年に竣工した現在の庁舎は今年で50年目を迎え、耐震性の不安、狭あい化や分散化などによる市民サービスの低下やバリアフリーなどの課題を抱えています。そのため、平成23年度から新庁舎の建設を進めています。既存庁舎を使用しながら段階的に工事を行うため、全体を2期に分けて行っています。1期工事は現庁舎南側の駐車場、議事堂跡地等を利用して、庁舎棟の高層部と低層部の一部を建設しており、5月21日に完成します。
 また、2期工事は庁舎棟の残りの低層部と駐車場棟を建設したうえで外構工事を行い、全体の完成は平成28年度末となります。
 

1期工事建築概要

 
計画地 平塚市浅間町168番1の一部
敷地面積 16,411.40平方メートル
延床面積 1期工事完成時:24,558.15平方メートル
(全体工事完成時:30,747.30平方メートル)
階数 地上8階、地下2階
高さ 38.68メートル
構造 免震構造、鉄骨鉄筋コンクリート造
 

新庁舎建設経過及び予定


平成23年3月~   議事堂解体工事
平成23年10月   1期建設工事着手
平成24年1月~3月 地中障害物による1期工事の一時中止
平成26年5月    1期建設工事完成
平成26年6月    記念式典・市民見学会
           新庁舎一部供用開始
平成26年7月    既存庁舎解体工事
平成26年8月    市民見学会
           2期建設工事開始
平成29年3月    2期建設工事完成
           新庁舎全体供用開始
 

新庁舎1期工事完成記念式典等

 新庁舎の1期工事完成記念式典を、平成26年6月8日(日)に実施します。

記念式典

開始時刻 10:00~11:30
内容 来賓あいさつ、テープカット、新庁舎内見学

市民見学会

開始時刻 13:00~16:00
対象 市民
 

移転(引越しスケジュール)

 1期工事完成に伴い、現在の市役所本館、東・西・南附属庁舎、新館及び消防庁舎(防災危機管理部のみ)の機能を新庁舎へ移転します。
 平成26年6月27日~7月21日の4週末に、段階的に移転を実施し、新庁舎での業務を始めます。
 移転業務に伴い、市民の皆様には、御迷惑と御不便をおかけしますが、御理解、御協力をお願いいたします。
 

コンセプト

 新庁舎は次の3つのコンセプトを具現化することによって、「自治の基本に立ったまちづくりの拠点」として計画されています。
 

みどり豊かな周辺環境に調和した「公園のような庁舎」

 敷地周辺の緑豊かな八幡山公園や文化公園と連続した環境を活かし、内部と外部が連続した開放的な空間とすることで、様々な情報や交流を結ぶ場として誰もが親しみ気軽に訪れることができる公園のような庁舎を目指します。
 

高いレベルの庁舎機能を有する「サスティナブル建築」※

 将来にわたり長く使い続けることができる高い耐久性と防災拠点としての高い安全性を備え、利用変化に柔軟に対応できる自在性、維持管理の容易性など、総合的に高いレベルの庁舎機能を長く維持できるサスティナブル建築を目指します。
 

自然と建築の共生を目指す「高いレベルのグリーン庁舎」※

 建築・設備計画における自然環境と共生する工夫(屋上緑化、自然通風、雨水利用等)や省エネルギー化の工夫(太陽光発電、日射遮蔽のバルコニー、照明のLED化等)により、高いレベルのグリーン庁舎を目指します。
 
※ サスティナブル建築:サスティナブル自体は、維持できる、持続できるという意味です。「サスティナブル建築」とは、地球環境や人への負荷を極力抑え、長寿命化によって、環境をできるだけ持続し続けられることを考えて計画・建築されたものを意味します。
 
※ グリーン庁舎:環境基本法の理念に則り、その計画から建設、運用、廃棄に至るまでのライフサイクルコストを通じて環境負荷の低減に配慮した環境保全対策の規範となる官庁施設です。
 

国庁舎との合築

 本計画では、全国に先駆けたモデルとして、市の部署と税務署が入る庁舎を一体的に整備しています。業務の関連する窓口部門は市民の目線に立った利用しやすい配置とし、執務スペースは市、税務署の共用スペースを介して相互のコミュニケーションが図れる配置とすることで市民サービスの向上を図りました。また、階段、エレベーター、トイレ、機械室などを共用部として集約することで効率的な庁舎を実現しています。