平塚市民センターホールの使用停止と見附台周辺地区整備事業における今後の方向性

平成27年3月19日

平塚市
担当 文化・交流課文化振興担当 0463-32-2235
   都市整備課市街地再生担当 0463-21-8783
 

平塚市民センターホールの使用停止と
見附台周辺地区整備事業における今後の方向性

 
 平塚市民センター(平塚市見附町15-1)のホール(1,400席)は、耐震診断の結果、地震で倒壊する危険性が高い部分があり、また客席上部の特定天井も耐震性能を満たしていないことが平成27年3月に判明しましたので、平成27年4月以降の使用を停止します。
 今後は、ホールの使用再開を目指し、市民センターの耐震補強及びホール客席上部の特定天井の改修を検討していきます。
 なお、会議室、文化サロン及び木谷實星のプラザは、引き続きご利用いただけます。
 市民センターを含む見附台周辺地区整備事業については、複合公共施設のスリム化など、主に事業費の縮減を目的とした具体的な検討を行っていきます。地区内にある崇善公民館は先行整備を行うこととし、市民センター東側の見附町駐車場を建設候補地とし、他の公共施設との合築を検討します。
 

平塚市民センターの耐震診断結果の概要

  • 診断期間
平成26年7月~平成27年3月に耐震診断を実施しました。
  • 構造耐震指標(Is値)
建物全体での耐震診断に加えて、ゾーニング(主に事務所部門、ホールの客席部分、ロビー部分、舞台部分等)での耐震診断を行いました。
耐震診断の結果、建物全体はIs値が0.6を下回りました。
また、ゾーニングでは、各ゾーンのIs値は概ね0.3から0.6程度でしたが、ホール部門の一部(舞台及びロビー)のゾーンでIs値が0.3を下回りました。
構造耐震指標(Is値) 建築物の耐震性能を表す数値
  (平成18年1月25日 国土交通省告示第184号から)
  Is値0.6以上     地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性が低い。
  Is値0.3以上0.6未満 地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性がある。
  Is値0.3未満     地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性が高い。
 

特定天井

 特定天井とは、6m超の高さにある、水平投影面積200平方メートル超、単位面積質量1平方メートルあたり2キログラム超の吊り天井で、人が日常利用する場所に設置されているものをいいます。
 市民センターホール客席上部の特定天井は、現行法令の規定を満たしておらず、吊り材やブレース(斜め部材)が所要の耐震性能を満たしていないため、全面的に改修する必要があります。