市長こらむ

 市長が市政などに関する思いをつづった「市長こらむ」を、広報ひらつか第3金曜日号に掲載しています。
 広報ひらつかに掲載した「市長こらむ」の内容をご紹介します。

【最新号】平成30年(2018年)6月

よみがえる自然 地域の力であじさいまつり

  • 河内川に咲くアジサイ 今年の河内川あじさいまつりは6月17日
 「卯(う)の花の匂う垣根に」と始まる唱歌「夏は来ぬ」。この歌詞の「匂う」は、卯の花(ウツギ)の香りではなく、美しさ、白い花が咲くさまの表現だと教わったのは、高校の古文の授業のことでした。

 平塚の初夏の花といえば、アジサイでしょうか。総合公園や湘南平など、数ある見どころの中でも特におすすめなのが、旭地区を流れる河内川です。鎌倉橋から下河原橋にかけての両岸約1・4キロにわたり、およそ2千株のアジサイが咲きそろいます。色とりどりのアジサイが川辺を彩る風景に、心が和みます。

 30年ほど前の河内川は都市化の影響でごみが増え、人が寄り付かない場所でした。その惨状に心を痛めた地域の美化推進委員会の皆さんが中心となり、平成4年からボランティアで草取りやごみ拾いなどの清掃活動を開始。やがて、不法投棄やポイ捨てを防ぐため、県の協力も得てアジサイの植栽を始めたのだそうです。17年からは、地域全体を巻き込み、祭りも開いています。

 「子どもの頃は辺り一面、水田が広がり、河内川で泳ぐのが楽しみでした。昔のように水遊びができる川にしたかった」と語るのは、当初から活動に関わる、河内川あじさいの会の木村美江子副会長。地道な活動の結果、平成19年からは小学生の生き物調べも始まり、現在ではアユやウナギが観測されるほど、自然がよみがえってきました。

 河内川をめぐる美化活動は地域の力を生かした、まちづくりのあるべき姿を見るようで、大変うれしく思います。ただ、木村副会長がもらした「私たちも年を取ったからそろそろ引退したいけれど、引き継ぐ次の世代が少なくて」という言葉が気にかかります。

 アジサイには、小さな花が寄り集まる姿から、「団結」「和気あいあい」などの花言葉があるそうです。地域の皆さんが心を寄せ合って目の前の自然や景観を守り続ける大切さを、アジサイはそっと教えてくれているようです。
 

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