写真で見る動き

　平塚市では、火災や水難事故などでの現場の捜索活動や情報収集を目的に災害用ドローンを導入しました。この日、消防による本格運用を前に行われたデモンストレーション飛行を視察しました。
　このドローンは、最大高度5,000メートル、最長55分間飛行できる性能を備えています。昨年7月に発生した熱海の土砂災害現場では、被災状況の把握にドローンが威力を発揮したと言われています。悪天候など過酷な状況下でも運用できるよう訓練を重ね、災害対応力の強化につなげていきます。
 

　ラスカ平塚で開催している「＃hiratsukagood」写真展を見学しました。この写真展は平塚学園高等学校写真部と市が共同開催したもの。会場には、同部が昨年企画・取材して市公式インスタグラムで発信した写真などが展示されていました。
　どの写真も、普段、私たちの生活の中に溶け込んでいる平塚の光景が、高校生ならではの視点で表現されていました。写っている高校生の笑顔に心が和むとともに、あらためてその場所を訪れてみたい気持ちにさせられました。
 

　電池に蓄えた電力で動き、排ガスを出さない電池推進船の試験走行が平塚新港で行われました。これは波力発電関連分野におけるカーボンニュートラル技術に関する実証実験の一つで、昨年、ヤフー株式会社から企業版ふるさと寄付金を賜り、実現に至ったものです。漁業関係者にも乗船してもらい、漁業利用に向けての課題を探りました。
　私も試乗しましたが、海上で走行しているときも驚くほど静かでした。今回の実証実験が実用化への機運醸成につながることを期待しています。