市長あいさつ

令和4年度

令和5年仕事始め式あいさつ

令和5年1月4日
 
 あけましておめでとうございます。皆さんには健やかに新年を迎えられたことと思います。また、この年末年始の休みの間、十分に心身を休め、英気を養うことができたでしょうか。

 新型コロナウイルスの感染拡大から、3年が経過します。ここ数年、社会はコロナ禍や不穏当な世界情勢などで閉塞感がありました。しかし昨年来、ウィズコロナの下で社会経済の正常化が徐々に進み、世の中には明るい兆しも見られ始めました。平塚市においても「七夕まつり」をはじめ3年ぶりのイベントや活動が動き出すにつれて、地域社会には活気や人と人とのふれあいが取り戻されつつあり、その大切さを痛感しています。

 今年、令和5年は、直面するコロナ感染の第8波を乗り切るとともに、コロナ克服とその後の地域づくりに向けた道筋をつける年にしていきたいと考えています。職員の皆さんには、「ポストコロナ」の社会の変化や動きを的確にとらえ、この平塚が未来へ向けて力強く踏み出す取り組みを進めるよう期待しています。

 そして、今年は4月に統一地方選挙が予定されているため、令和5年度の当初予算は骨格的予算となります。しかし、このような時こそ「平塚市が未来へ向けて必要な取り組みとは何か」を改めて考えるチャンスでもあります。6月補正予算の編成締め切りは4月中旬です。平塚市が向かうべき次のステージを見据えて、しっかりと準備をしてください。

 また、平塚市が都市計画に基づき、これまで進めてきた長期的な視点に立った2核1地域などのまちづくりが形となって現れてきます。
 北の核である「ツインシティ大神地区」では、1月28日に土地区画整理組合が主催するまちびらきが開催され、4月には地区の賑わいの核となる大型商業施設が開業する予定で、いよいよ大きなまちが動き始めます。
 南の核である「中心市街地」は、将来のあるべき姿として「平塚駅周辺地区将来構想」を令和6年度までにまとめ、20年後の魅力ある中心街を見据えたまちづくりを進めます。
 1地域である「西部地域」は、自然環境と調和した地域づくりを進めます。神奈川大学の跡地を考慮した土屋地区の活性化、農業をテーマとした吉沢ゆるぎ地区の活性化などに力を入れていきます。海岸エリアでは、龍城ヶ丘への総合公園の整備をはじめ、しっかりと安心安全対策を講じた上で、魅力アップを図っていきます。
 職員の皆さんには、引き続きご苦労をかけますが、これらのまちづくりは魅力あふれる平塚市の将来を左右する重要な事業ですので、心して着実に取り組んでください。

 「本市の人口は8年連続で転入超過」、「市民意識調査では『住み続けたい』という前向きな回答が9割」など、これまで平塚市が取り組んできたことの成果が着々と現れ、大変うれしく思います。「平塚市ここにあり」と市民が住んでいることを誇りに思える市を目指して、職員の皆さんには変えるべきこと、大事にすべきことをしっかりと見極め、一人ひとりが努力と工夫を重ねて業務に当たってほしいと願っています。
 そして何より健康には十分留意してください。今年、令和5年、2023年も、私が信頼している職員の皆さんと一丸になって「ずっと選ばれるまち、住み続けるまち」の実現に向けた歩みを着実に進めていきたいと思っています。
 今年もどうぞよろしくお願いいたします。
(仕事始め式での市長あいさつを秘書課で要約しました)    
 

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