製品火災にご注意ください!

最終更新日 : 2023年11月8日

製品火災とは


自動車、電気用品、燃焼機器など、私たちの日常生活に欠かせない身近な製品が火災の原因となることがあります。その中でも、製品の欠陥や不具合によって発生した火災を「製品火災」といいます。

 

製品火災についてもっと詳しく!


総務省消防庁では、火災を起こす危険な製品の流通を防止し、消費者の安心・安全を確保することを目的として、自動車等、電気用品、燃焼機器に係る製品の不具合により発生したと消防機関により判断された製品火災について、発生件数や製品情報等を取りまとめています。

令和4年1月から令和4年12月までに発生した製品火災は、
190件【内訳:自動車等21件、電気用品141件、燃焼機器28件】でした。
(使用者の使用方法の不良及び自然災害に起因する火災は、本調査で集計する製品火災には含まれません。)

電気用品の火災141件のうち、39件がバッテリー自体によるものでした。また、燃焼機器の火災28件のうち、26件がガストーチバーナーによるものでした。

件数が2以上あった製品の社告(リコール)情報については、消費者庁リコール情報サイトより閲覧できます。
また、消防庁 消防大学校 消防研究センターでも、火災に至るおそれのある製品について注意喚起しています。
あなたのご自宅でお使いの製品に対象製品はありませんか?一度、確認してみましょう。

製品のリコール情報を調べたい


製品からの出火事例や製品の不具合についての情報は、各メーカーのホームページで確認することができます。
消費者庁、経済産業省、国土交通省等のホームページにも各種製品や自動車等のリコール情報や事故情報が公開されていますので確認してみましょう。

*   消費者庁 リコール情報 (外部サイト)
*   経済産業省 リコール情報 (外部サイト)
*   国土交通省 自動車のリコール・不具合情報 (外部サイト)
*   独立行政法人製品評価技術基盤機構 リコール・製品事故情報 (外部サイト)
*   消防研究センター 製品火災情報 (外部サイト)

 

製品火災を防ぐために


令和4年1月から令和4年12月までに発生した製品火災のうち、電気用品の火災では互換バッテリーによるものが多く、燃焼機器の火災ではガストーチバーナーによるものが多くを占めていました。
 

    バッテリー        ガストーチ

 

1.電気用品を購入するときは

電気用品には、電気用品の安全性確保について定められた「電気用品安全法」に基づいて、PSEマークの表示が義務図けられています。
電気用品を購入する際は、PSEマークの表示があるものを選びましょう。

       PSEマーク(丸)              PSEマーク(ひし形)
 

2.互換バッテリー

互換バッテリーとは、電気用品の本体を製造したメーカーとは異なるメーカーが製造したバッテリーのことで、多くはリチウムイオン電池を内蔵しています。
充電中や使用時に異常な発熱やバッテリーケースの変形があればすぐに充電や使用を中止しましょう。
また、互換バッテリー(非純正バッテリー)は、万が一の際、メーカー対応や補償を受けられない場合があります。メーカー純正のバッテリーを使用するようにしましょう。

 

3.ガストーチバーナー

ガストーチバーナーとは、カセットボンベに接続して使用する簡易的なガスバーナのことです。
品質不良の他にも、使い方の誤りや器具の劣化も火災の原因となっています。
取扱説明書をよく読み、使用前にはガスボンベや本体に変形やひび割れがないか点検を行いましょう。
また、点火の前に今一度、接続部やガス調整つまみからガスが漏れていないか確認しましょう。



その他にも、製品の種類に関わらず、製品の使用中に異常(振動、音、熱)が発生したら、すぐに使用を中止し、お買い上げの販売店もしくは製造メーカーに相談してください。
製品を安全に使用するため、取扱説明書をよく読んで正しく使用し、定期的に点検するようにしましょう!



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予防課

〒254-8686 神奈川県平塚市浅間町9番1号 本館3階
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直通電話:0463-21-9728(予防担当) /0463-21-9727(査察担当) /0463-21-9726(危険物担当)
ファクス番号:0463-21-9607

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