平塚市内水ハザードマップ

大雨が降った場合に雨水ますや水路からあふれた雨水により、浸水が予想される区域や浸水の深さを示したものです。
このマップには、避難に関する情報や災害時の活用情報などが記載されています。大雨などに備え、避難場所の確認や避難ルートの検討、事前の準備などにご活用ください。

平塚市では、平成25年に内水ハザードマップを公表し、浸水に対する事前準備などを心がけてもらうよう周知してきました。平成26年10月の台風18号では、既往最大降雨（1時間あたり70.5ミリメートル）を観測するなど、大雨による浸水被害が発生しています。
全国各地で激甚化・頻発化している水災害に備えるために、令和3年の水防法の改正により、想定し得る最大規模の水害想定が必要となりました。そのため、水防法等により求められている想定条件を用い、想定最大規模降雨による内水ハザードマップを作成しました。
また、平塚市では、6つのハザードマップ「内水ハザードマップ」、「津波ハザードマップ」、「洪水ハザードマップ」、「土砂災害ハザードマップ」、「ため池ハザードマップ」、「高潮ハザードマップ」を公表していますので、各種災害への備えとして、併せてご活用ください。

想定最大規模降雨（国から示されている関東地区で観測された最大降雨量である1時間に153ミリメートル）時における浸水シミュレーションをしたものです。最大クラスの浸水を想定するため、排水先の河川水位は堤防の高さまで上昇した場合を想定しています。
 

・この内水ハザードマップは、令和元年度末時点の下水道の整備状況によりシミュレーションしたものです。
・このシミュレーションは、津波、高潮、洪水（河川の破堤または氾濫）などを考慮していません。
・河川の水位状況や雨の降り方、土地利用の変化などにより想定される場所以外においても浸水が発生する場合や、想定される浸水が実際と異なる場合がありますので、避難行動の際は、ご注意ください。

下水道整備課窓口（市役所本館6階）
災害対策課窓口（市役所本館3階）
市政情報コーナー（市役所本館5階）
各公民館

ひらつかわくわくマップ（地図情報システム）で詳細の表示が確認できます。他のハザードマップも併せてご活用ください。

風水害は事前にある程度予測ができる災害です。想定される災害に対する避難行動をあらかじめ検討することで、いざという時に落ち着いた行動をとることができます。
手順に沿って、ハザードマップの内容を確認し、ご自身・ご家族の避難行動を検討しましょう。

地図上で自宅とその周辺が、どの程度浸水するのかを確認しましょう。

自宅の災害リスクに応じた、避難方法を確認しましょう。
自宅周辺の状況や、避難情報を受け取ったタイミングによっては行動を変える必要性があることに、ご注意ください。

近くの避難先などを確認し、安全な避難経路を検討しましょう。
また、実際に災害を想定し、事前に避難経路を歩いて、いざという時にスムーズに避難できるようにしましょう。

1から4の内容を踏まえて、市が発令する避難情報等を参考に、どのような行動をしていくかを考える避難行動計画（マイ・タイムライン）を作成しましょう。

宅地建物取引業法施行規則の一部を改正する命令（令和2年8月28日施行）により、重要事項説明として水防法に基づき作成されたハザードマップにおける取引対象の物件の所在地について、説明することが義務化されました。
改訂した内水ハザードマップは、水防法に基づくものではありませんが、水防法等に規定される諸条件を使用し、想定最大規模の水害を想定してシミュレーションを行っており、市内全域の水害リスクを表示しています。
宅地又は建物の取引の際には、取引の相手方に内水ハザードマップについての情報提供をしていただきますようにお願いします。
 

平成25年に公表した内水ハザードマップは、1時間あたり50mm程度を想定し作成しています。
参考として掲載していますので、最新版をご確認ください。
なお、改訂した平塚市内水ハザードマップと着色表示が異なりますので、ご注意ください。