平塚市の自然災害伝承碑
最終更新日 : 2023年8月31日
令和5年8月29日に新たに4件登録されました!
自然災害伝承碑とは
「自然災害伝承碑」とは、過去の地震や洪水、土砂災害などの自然災害が起きたことが記されている石碑やモニュメントのことで、地域住民の防災意識の啓発等を目的に国土地理院が登録を進めています。
平塚市では、自然災害伝承碑として7件が登録されており、国土地理院のホームページ 地理院地図で位置などが公開されています。 (石碑等に記載されている被害の様相は、伝承として言い伝えられているものであり、平塚市の被害記録とは相違がある場合があります。)
地理院地図のリンク(外部サイトに遷移します)
平塚市では、自然災害伝承碑として7件が登録されており、国土地理院のホームページ 地理院地図で位置などが公開されています。 (石碑等に記載されている被害の様相は、伝承として言い伝えられているものであり、平塚市の被害記録とは相違がある場合があります。)
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大震災殃死者供養塔(だいしんさい おうししゃ くようとう)

名称 | 大震災殃死者供養塔 |
所在地 | 平塚市札場町15-42 長楽寺 |
災害名 | 関東大震災(大正12年9月1日発生) |
登録日 | 令和4年3月9日 |
伝承内容 | 大正12年9月1日に発生した関東大震災で 東京、横浜、横須賀、小田原は地震による火災で すべて焼失した。 旧須馬村では家屋が倒壊し60名余りの命が奪われた。 |
震災遭難者之靈(しんさい そうなんしゃ の れい)

名称 | 震災遭難者之靈 |
所在地 | 平塚市平塚2丁目20 大鷲神社 |
災害名 | 関東大震災(大正12年9月1日発生) |
登録日 | 令和4年8月26日 |
伝承内容 | 大正12年9月1日の正午頃、突如起こった大地震は 旧平塚町とその周辺に大きな被害を与えた。 死者は275人を数え、負傷者は232人に及び家屋は全壊又は半壊したものが多かった。 |
河身改修耕地整理竣工記念碑(かしん かいしゅう こうち せいり しゅんこう きねんひ)

名称 | 河身改修耕地整理竣工記念碑 |
所在地 | 平塚市南金目 南金目交差点付近 |
災害名 | 明治43年の大水害(1910年8月発生) 洪水(1911年発生) |
登録日 | 令和4年8月26日 |
伝承内容 | 明治43年8月に2つの台風のため堤防が決壊、氾濫し、数百ヘクタールの田畑が流出、土砂で埋没する被害を受けた。 また、翌年も水害が発生した。 |
陸軍架橋記念碑(りくぐん かきょう きねんひ)

名称 | 陸軍架橋記念碑 |
所在地 | 平塚市馬入本町15付近 |
災害名 | 関東大震災(大正12年9月1日発生) 洪水(大正12年9月16日発生) |
登録日 | 令和5年8月29日 |
伝承 内容 |
大正12年(1923)9月1日、関東大震災によって馬入橋が倒壊し、交通が途絶した。地元の消防組等により渡舟が即日運行された。仮橋を造ったが、9月16日の豪雨で流失し、再び交通が途絶えた。9月17日に陸軍の第十五師団及び十六師団の各所属工兵大隊が急きょ派遣され、10月3日に架橋が完了した。 |
大震災墓地革整記念碑(だいしんさい ぼちかくせい きねんひ)

名称 | 大震災墓地革整記念碑 |
所在地 | 平塚市中原2-20-18(大松寺内) |
災害名 | 関東大震災(大正12年9月1日発生) |
登録日 | 令和5年8月29日 |
伝承 内容 |
大正12年(1923)9月1日午前11時58分に発生した関東大震災は、東京を中心に相模湾沿岸や房総半島、山梨に至るまで激甚な被害をもたらした。死者は10万人あまり、被害総額は50億円を上ると言われており、旧大野村は建物の全壊626戸、死者26名、負傷者39名であった。 |
金目川大堤(かなめがわ おおづつみ)

名称 | 金目川大堤 |
所在地 | 平塚市南金目(北金目入口バス停・下り側) |
災害名 | 慶長十三年の洪水(慶長13年発生) 洪水(明治2年7月19日発生) 洪水(明治2年8月8日~9日発生) |
登録日 | 令和5年8月29日 |
伝承 内容 |
この地は金目川が屈曲している箇所で、何度も洪水の被害にあった。慶長13年(1608)の洪水では家の梁まで浸水し、明治2年(1869)7月19日とその翌年8月8日~9日に発生した洪水では、旧北金目村の約6.4ヘクタールが被害を受け、田畑が洪水で掘られ水没する「押堀」と呼ばれる被害があった。 |
頌徳碑(しょうとくひ)

名称 | 頌徳碑 |
所在地 | 平塚市大神2746-1(寄木神社内) |
災害名 | 関東大震災(大正12年9月1日発生) |
登録日 | 令和5年8月29日 |
伝承 内容 |
大正12年(1923)の関東大震災により旧神田村は建物の全壊427戸、死者30名、負傷者64名の被害があり、寄木神社の社殿も倒壊に瀕し、神社の施設は見るに堪えない惨状となった。 |